写真は、ウクライナ西部リヴォフ近郊のヤヴォロフ訓練場にて、NLAW対戦車ミサイルを使った訓練を行うウクライナ兵士たち(2022年1月28日撮影)© AP Photo/Pavlo Palamarchuk
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ロシア時間3月14日 21:29 ロシア・トゥデイ(RT)
「ロシア・トゥデイ(RT)は、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。
現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。
2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています」
日本語解説:WAU
「ロシア、ウクライナの外国人傭兵にメッセージ:すべての外国人戦闘員の位置を把握している、引き続き彼らを標的にすることを誓う」
ロシア国防省は月曜日、自国民にウクライナへの入隊を奨励する西側政府は、彼らの死に責任があると述べ、ヤボロフ基地を破壊したような攻撃を続け、傭兵に容赦しないことを発表しました。
ヤヴォリブ軍事基地
はウクライナ西部、ポーランドとの国境から約10km、リヴィウの北西約30kmのヤヴォリブ地区にある軍事訓練施設です。施設内には、ウクライナ・NATO平和のためのパートナーシッププログラムの枠組みによる国際平和維持・安全保障センターと称する、国立軍事学校ヘットマン・ペトロ・サハイダッチュニジがあります。基地は約390平方キロメートル(151平方マイル)の面積を持ち、最大で1790人を収容できると言います。コースの面積は36153ヘクタールで、ヤヴォリブ国立公園ができるまでは42000ヘクタールの広さがありました(詳細)
記事によると、ロシア軍報道官のイーゴリ・コナシェンコフ少将は月曜日の声明で次のように述べています。
「ウクライナにいる外国人傭兵の居場所はすべてわかっている。もう一度警告したい。ウクライナ領土のどこにいようと、傭兵に慈悲はない。多くの西側政府が自国民を傭兵としてロシア軍と戦うよう奨励しているが、ウクライナにおけるこのカテゴリーの外国人の死に対するさらなる責任は、すべてこれらの国の指導者にのみある 」
コナシェンコフ氏は、「標的型攻撃は続く」と述べ、特に日曜日に行われたウクライナ西部のヤヴォロフとスタリチ近郊の軍事基地への巡航ミサイル攻撃に言及しました。
イーゴリ・コナシェンコフ少将
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ロシア政府の発表によると、同地区へのミサイル一斉射撃は「ウクライナ国際軍団」が使用する施設を破壊し、「最大180人の外国人戦闘員」を殺害したと言います。
ウクライナ政府当局の発表によると、ヤヴォロフ近郊の軍事基地の正式名称である「国際平和維持・安全保障センター」への攻撃で、35人が死亡、130人が負傷したと言います。
この基地は、ウクライナ軍を訓練するためにNATOの職員が何年も使用していました。
ウクライナ当局は、この攻撃で外国人戦闘員は死亡しなかったと主張していますが、英国の複数の報道機関は、英国の元特殊部隊員3人がヤヴォロフで死亡し、「主張されているよりも多くの人が敷地内で死亡した」と報じています。
しかし、これらのニュースは英政府では公式に確認されていないと言います。
一方、米政府はヤボロフに「米軍、請負業者、民間政府職員はいなかった」と発表しています。
ロシア政府は先月、ウクライナに軍隊を派遣しました。
ウクライナ政府が7年間、ミンスク協定の条件を履行せず、ドネツクとルガンスクの分離独立地域と和平を結んでいないことを理由とするものであるとして、ロシアはその数日前にドンバス両共和国を独立国家として承認していました。
ウクライナ政府は、モスクワがいわれのない攻撃をしていると非難していると、記事は述べています。
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注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が話題になっていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシア側のニュースソースを全面的に解説しています。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてくださいませ。