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日本時間03月31日05:01 ロシア・トゥデイ（RT)
「トランプ大統領、3期目について『冗談ではない』と発言」
アメリカ大統領は、2期の任期制限を回避するための憲法上の回避策を示唆した。
ドナルド・トランプ大統領は、3期目の大統領職を狙う可能性について「冗談ではない」と述べ、日曜日にNBCニュースのインタビューで、憲法が大統領の任期を2期までと定めているにもかかわらず、再選を目指す「方法」があると語った。
トランプ氏は、マール・ア・ラーゴからの電話インタビューで、2029年以降も大統領職を延長する可能性について、これまでで最も直接的なコメントを述べ、「多くの人々が私にそれを望んでいる」と、彼は述べた。
フランクリン・D・ルーズベルト大統領が前例のない4回の選挙で勝利したことを受け、1951年に批准されたアメリカ合衆国憲法修正第22条には、次のように記載されている。
「いかなる者も、大統領に再選されて在任できる期間は2期を超えない」
この制限を回避する具体的な計画が提示されたことがあるかどうかを明確にするよう迫られたトランプ氏は、次のように答えた。
「計画はないが、ご存知のように、それを実現する方法はある」
と答えた。
「冗談を言っているわけではない」とトランプ氏は述べ、「それを考えるにはまだ早すぎる」と付け加えた。
J.D. バンス副大統領が大統領選に出馬し、その後、大統領職をトランプ氏に引き継ぐという仮説について尋ねられたトランプ氏は、
「それは1つの方法だ。しかし、他にもある」
と答え、詳しくは説明しなかった。
トランプ氏の盟友たちは、同氏の3期目に関する過去のコメントを冗談として片付けることが多いが、日曜日のこの発言はそうではないことを示唆している。
トランプ氏の元アドバイザーであるスティーブ・バノン氏は最近、NewsNationのインタビューで、
「トランプ氏は2028年に再び出馬し、勝利する可能性がある」
と述べ、法的な策略の可能性を示唆した。
今年初めには、共和党のアンディ・オグルス下院議員が、大統領が連続しない3期務めることを認める憲法改正案を提出したが、今のところほとんど支持を得られていない。
憲法改正には、下院と上院の両方で3分の2以上の賛成を得た後、4分の3の州による批准が必要となる。
トランプ氏は、2024年の選挙で民主党候補者で当時副大統領のカマラ・ハリス氏に大差をつけて勝利し、アメリカ史上2人目の非連続2期目の大統領となっている。
以上。
日本語：WAU
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