写真は、ドナルド・トランプとウラジーミル・プーチン© Photo : AP Photo/House Select Committee, RIA Novosti/Alexei Druzhinin
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日本時間03月19日04:26 RIAノーボスチ
「プーチンとトランプ、ウクライナ紛争と関係正常化について電話会談」
モスクワ、3月18日-RIAノーボスチ
ウラジーミル・プーチン大統領とドナルド・トランプ大統領は、約2時間に及ぶ電話会談を行った。
ロシアの指導者は、とりわけ、紛争当事者が30日間エネルギーインフラ施設への攻撃を相互に拒否するというアイデアに好意的に応じ、軍に対応する命令を下した。
主な内容は、次のRIAノーボスチの資料にある。
■ウクライナについて
●両国首脳は、ウクライナ周辺情勢について詳細かつ率直な意見交換を続けた。
●ロシアの指導者は、紛争の平和的解決への基本的なコミットメントを再確認した。
●プーチン大統領は、エネルギーインフラ施設への攻撃を30日間、相互に拒否するという案に好意的な反応を示した：
「プーチンはこの構想に好意的な反応を示し、直ちに軍に対応する命令を下した」
その中でモスクワは、ウクライナにおける強制動員やAFU（ウクライナ軍）の再軍備を止める必要性を指摘した：
「紛争の激化を防ぎ、政治的・外交的手段によって解決に向かうための重要な条件は、外国からの軍事援助とキエフへの情報提供を完全に停止することである」
プーチンは、クルスク地方に包囲されたウクライナ兵が降伏した場合、ロシアがその命を保障することを承認した。
●3月19日、ロシアとウクライナは175対175の方式で捕虜を交換する。
●親善のため、モスクワはロシアで治療を受けている重傷のAFU兵士23人をキエフに引き渡す。
●モスクワとワシントンは、ウクライナ危機の解決に向けた専門家グループの設置に合意する：
「大統領は、包括的で持続可能かつ長期的な解決策について、アメリカのパートナーと共同作業を行う用意があると表明した。そして、危機の根本原因とロシアの正当な安全保障上の利益に無条件の必要性を考慮する」
■二国間関係と国際情勢について
●プーチン大統領とトランプ大統領は、経済・エネルギー分野における互恵的な協力関係の発展に関する問題について話し合った。
●ロシアの指導者は、黒海における航行の安全に関するイニシアチブに建設的な反応を示した。
●両大統領は、中東や紅海地域の情勢など国際的な話題にも触れた。
●双方は、イランがイスラエルを破壊するような立場になってはならないという点で合意した：
「危機的状況を安定させ、核不拡散とグローバルな安全保障問題に関与するために、共同努力を行う。これはひいては、両国関係の全般的な改善に貢献するだろう」
両首脳が前回会談した2月12日では会談はほぼ1時間半に及んだ。
とりわけウクライナ情勢について話し合われ、個人会談の開催を含め、今後も連絡を取り続けることで合意した。
以上。
日本語：WAU
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
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