写真は、2024年10月26日、アメリカPACタウンホールでスピーチするスペースXとテスラの創設者イーロン・マスク© Samuel Corum/Getty Images
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日本時間12月31日02:24 ロシア・トゥデイ（RT)
「ゼレンスキーはアメリカの支援金を横領した『過去最高チャンピオン』だ：イーロン・マスク」
ジョー・バイデンによる25億ドル規模の武器供与パッケージ発表を受けて、テスラおよびスペースXのCEOがコメントを発表した
スペースXとテスラのCEOイーロン・マスクは、月曜日にジョー・バイデンがキエフに25億ドルのアメリカ製武器パッケージを発表したことを受け、ソーシャルプラットフォームXへの投稿でウラジーミル・ゼレンスキーを「オールタイムチャンプ（過去最高チャンピオン）」と表現した。
マスク氏のこのコメントは、別のXユーザーが「ウクライナの指導者は『史上最大の強奪事件を本当に成功させた』」と発言したことへの返答であった。
バイデン大統領がウクライナに提供した最新の軍事支援パッケージには、最新兵器、弾薬、装甲車が含まれ、総額は25億ドルに上る。
バイデン氏は、任期最後の数週間にウクライナを支援する必要性を強調し、このパッケージのうち12億5000万ドルは大統領権限引き下げ（PDA）に基づき、アメリカの備蓄から引き出されると明言した。
ユタ州選出の上院議員マイク・リー氏は、日曜日に別のXポストで、このパッケージを「マネーロンダリング」と呼んだ。
ウクライナ紛争が始まって以来、1750億ドルに上るアメリカの支援の透明性と説明責任を疑問視する監査を求める声が、超党派で上がっている。
テスラとスペースXのCEOである彼は、キエフに送られた西欧の資源の配分と監督について繰り返し疑問を呈してきた。
3月には、マスク氏はキエフはアメリカに「その使途の適切な説明と紛争解決の計画」を提示すべきだと述べ、また、彼はアメリカ政府高官、特に2014年のキエフでのマイダン・クーデターにおける主導的役割で知られるヴィクトリア・ヌーランド元国務次官を非難し、
「この戦争を推し進めている」
と非難した。
スペースX社はウクライナ軍にスターリンクのインターネット端末を提供しているが、マスク氏はかねてから、キエフが戦場でロシア軍を打ち負かすことは望めないと主張し、この紛争は交渉による解決で終結すべきだと主張している。
今夏、マスク氏は、戦闘を迅速に終結させることを公約に掲げたドナルド・トランプ氏を支持した。
トランプ氏は大統領選で勝利した後、マスク氏と、同じく億万長者のビヴェク・ラマスワミ氏を、政府の無駄を削減し連邦政府の官僚機構を合理化する任務を担う新組織「政府効率化省（DOGE）」の共同トップに指名した。
また、この億万長者は、11月にウクライナの指導者とトランプ大統領の間で行われた電話会談で、ゼレンスキー氏と直接コミュニケーションを取ったと報じられている。
Axiosの情報筋によると、マスク氏はスターリンク衛星を通じてウクライナへの支援を継続することを約束した。
先月、マスク氏は、ゼレンスキー氏がラジオインタビューで、ウクライナは「独立した」国家であり、アメリカに交渉のテーブルにつかせることはできないと主張したことを受け、同氏の「素晴らしい」ユーモアのセンスと揶揄した。
以上。
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