写真は、ロシア軍がドネツク人民共和国(DPR)のセリドヴォ上空に旗を掲げる © Sputnik / Russian Defense Ministry
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日本時間10月30日23:17 ロシア・トゥデイ(RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争:バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「ロシア政府、ウクライナ和平交渉の重要な条件を明らかに」
キエフはまずNATO加盟の野望を捨て、ロシア領土から撤退しなければならないと、ペスコフ報道官は述べた
ウクライナがNATO加盟の試みを断念し、軍がロシア領から撤退しない限り、ウクライナとの交渉はあり得ない、とクレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は述べた。
ウラジーミル・プーチン大統領の報道官は、イギリス紙フィナンシャル・タイムズが報じたロシアとウクライナの「秘密」和平協議に関する憶測についてコメントし、その記事はフェイクニュースだと非難した。
匿名の情報筋を引用して、同紙はモスクワとキエフが和平協議を再開するために「予備的な協議」を行っていると主張し、
「ウクライナはカタールが仲介する交渉の再開に関心を示しており、8月に合意に近づいたが、ウクライナによるクルスク侵攻によって頓挫した」
という。
ペスコフ氏は、
「(協議の)基本条件は大統領の和平構想に盛り込まれていた」
と水曜日に記者団に語り、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国、およびヘルソン州とザポリージャ州の行政境界線について言及し、プーチン大統領が今年初めに概説した条件には、ロシア領内からのウクライナ軍の撤退が含まれていると述べた。
また、同メディアはウクライナとロシアの情報機関が相互に相手のエネルギーインフラを攻撃しないことで合意に達したと報じ、これを紛争の「最も重要な沈静化」と称した。
ペスコフ氏はこれに対し、
「昨今、現実とは何の関係もない偽りの話が数多く出回っている」
と述べ、
「最も信頼のおける出版物でさえ、このような誤解を招く情報を流すことをためらわない」
と付け加えた。
セルゲイ・ショイグ元国防相(現安全保障会議書記)によると、ロシアは先月、トルコからエネルギーインフラへの攻撃について協議したいとの要請を受け、ロシアは潜在的な取引を検討する意思を示したが、ウクライナ側がそれを拒否したと言う。
以上。
日本語:WAU
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