写真は、共和党大統領候補者で前アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏は、2024年10月4日、ノースカロライナ州フェイエットビルにあるクラウンセンターアリーナでタウンホールに参加した © Win McNamee / Getty Images
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日本時間10月5日16:08 ロシア・トゥデイ（RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「イスラエルはイランの核施設を攻撃すべきであるとトランプ氏」
共和党候補は、テヘランが大量破壊兵器を入手することを阻止することが優先事項であると述べた
イスラエルは、テヘランによるユダヤ国家への最近のミサイル攻撃への報復として、イランの核施設への攻撃を実施すべきであると、アメリカ共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏は主張している。
今週初め、イランはテヘランと緊密な関係にあるハマス政治指導者イスマイル・ハニヤ氏とヒズボラ指導者ハッサン・ナスララ氏を暗殺した報復として、イスラエルに約180発のミサイルを発射した。
この攻撃により、ヨルダン川西岸地区のパレスチナ人が1人死亡し、イスラエル軍は、発射されたミサイルの一部が同国の空軍基地に命中したことを認めた。
この攻撃は、イスラエルがレバノン南部でヒズボラを標的として実施した「限定的地上作戦」に続くものである。
金曜日、ノースカロライナ州での選挙キャンペーンのイベントで演説したトランプ氏は、イランに対して強硬な姿勢で知られているが、イスラエルのイランの核施設への攻撃を支援することを拒否したジョー・バイデン大統領に反対した。
「メディア達は彼に尋ねた。イランについてどう思うか、イランを攻撃するか? すると彼は『彼らが核施設を攻撃しない限りは』と答えた。それはあなたが攻撃したいものだろう? つまり、核兵器こそが最大のリスクだ」
と彼は述べた。
「彼にその質問をされたとき、答えは『まず核を攻撃し、残りは後で心配する』というべきだった」
と、トランプ氏は付け加えた。
大統領として、トランプ氏は2018年にアメリカがイランとの核合意から撤退する先頭に立った。
合意の下、イランは経済制裁の解除と引き換えに、核開発計画を制限することに合意していたが、当時、トランプ氏は、その合意はテヘランが核兵器を入手することを恒久的に防ぐにはほとんど役立たないと主張していた。
イランによるイスラエル攻撃を受け、Axiosは、西エルサレムがミサイル攻撃に対する「重大な報復」を検討しており、テヘランの核施設への攻撃を含むあらゆる選択肢がテーブルの上にあると報じた。
その他の潜在的な標的としては、ガスや石油の掘削施設、防空システムなどが考えられるが、標的暗殺も検討されている可能性がある。
一方、アルジャジーラの報道によると、イランはアメリカに対して、イスラエルが攻撃を仕掛けてきた場合は「前例のない対応」を行うと警告した。
中東の緊張が高まり続ける中、ポリティコは、バイデンが、ヒズボラに対する最近の攻撃やガザ地区での戦争など、イスラエルの行動にますます苛立ちを募らせていると報じた。
ホワイトハウスは、「地域戦争」の全面化を防ぐことができない可能性を認めているという。
以上。
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