Photo： 出典元© X / PM_ViktorOrban
日本時間07月08日04:47 ロシア・トゥデイ（RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「ハンガリーの首相、中国を電撃訪問 」キエフとモスクワを訪問後、北京に到着
オルバン首相は先週、キエフとモスクワを訪問した後、北京に到着した。
ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相は、「平和ミッション」の一環として中国に到着した。
モスクワではロシアのプーチン大統領、キエフではウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。
ハンガリーの首相は、月曜日の朝に X（旧 Twitter）に投稿した短いメッセージと、空港で出迎えた中国の華春瑩外務次官の写真で、すでに中国に到着していることを確認した。
北京訪問の可能性に関するニュースは、ハンガリーのニュースポータルサイト444が最初に報じた。
同サイトは日曜日に、オルバン首相は「月曜日の夜明けにアジアの国に到着する予定」と報じた。
先週、オルバン首相はキエフを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談し、モスクワとの停戦交渉を検討するよう説得し、その後、モスクワを電撃訪問した。
首相官邸によると、これは「平和維持ミッション」の一環であったという。
オルバン首相とプーチン大統領は、ウクライナ紛争の「最短距離」を見つけることを目的として数時間にわたる協議を行ったが、ハンガリーのリーダーは、モスクワとキエフの意見は「非常に隔たっている」と認め、ゼレンスキー大統領はオルバンの提案を「あまり好まなかった」と指摘した。
オルバン首相のロシアへの電撃訪問は、キエフや他のEU首脳たちの怒りを買ったが、同首相は紛争終結に向けた最も重要なステップの1つは「接触の確立」であると述べ、平和促進のためにEUの委任を必要としないとの見解を示した。
現在EU議長国を務めるハンガリーは、隣国スロバキアとともに、中立を維持し、ウクライナへの武器供給を拒否している数少ないEU加盟国の一つである。
ハンガリーはペーター・シヤルトロ外相とドイツのアンネレーナ・ベーアブロック外相との会談を「突然」キャンセルした直後、北京を訪問した。
以上。
日本語：WAU
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