写真は、ニューヨークのマンハッタン刑事裁判所で記者会見するドナルド・トランプ氏（2024年5月3日） © AFP / Charly Triballeau
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日本時間05月05日20:50 ロシア・トゥデイ（RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「トランプ氏、バイデン政権をナチスと比較」
ゲシュタポ戦術が11月の選挙でジョーが勝利する唯一の方法だと宣言。
トランプは、バイデン政権が、今年の選挙での勝利を阻止するためにナチスの秘密警察のレベルにまで身を落としていると非難した。
「彼らはゲシュタポ政権を運営している」
と、アメリカの元指導者は土曜日にフロリダで行われたイベントで共和党の献金者に語った。
「それが彼らの唯一の手段だ。そして、それが彼らが勝つための唯一の方法なのだ」
トランプは現在、ポルノ女優ストーミー・ダニエルズへの「口止め料」支払いの虚偽報告疑惑をめぐり、ニューヨークで進行中の裁判を含む4つの刑事事件に直面している。
ニューヨークでの裁判に加え、前大統領で今年11月にバイデンに挑戦する共和党の推定候補者であるトランプは、2021年1月6日に国会議事堂で起きた暴動を扇動した疑惑と、機密文書を誤って扱った疑惑に関する2つの連邦裁判に直面している。
さらに彼は、2020年に同州でバイデンの選挙勝利を覆すために努力したとされることで、ジョージア州で州レベルの恐喝容疑にも直面している。
トランプは、この4つの事件すべてを、ホワイトハウス選からトランプを排除するために民主党が組織した陰謀の一部とみなしている。
ニューヨークでの裁判は約3週間にわたり、トランプ氏の選挙キャンペーンを事実上停止させ、窮地に立たされた共和党議員は通常の集会をほとんど見合わせ、裁判所の階段で短いスピーチをすることを余儀なくされた。
「しかし、私は何も困らない」とトランプは続けた。
「気にしすぎると、息が詰まる。人生はこういうものだ」
しかしトランプは、自分に対する2つの連邦裁判を監督している政府検察官のジャック・スミスに対して暴言を吐いた。
「スミスは内面も外見も魅力がない、錯乱している邪悪な凶悪犯だ」
トランプがバイデンを20世紀の暴君と比較したのは、土曜日が初めてではない。
今年初めにテキサス州で開催された保守政治行動会議（CPAC）での演説では、
「ジョー・バイデンの命令で行われているスターリン主義的な見せしめ裁判」を批判し、昨年の選挙広告ではバイデンを、
「腐敗した第三世界の独裁者 」
と表現した。
一方、トランプは当選したら一日だけ「独裁者」になり、大統領令を使ってアメリカの化石燃料採掘を再開し、何百万人もの不法移民を強制送還すると述べている。
土曜日のイベントには、サウスカロライナ州選出のティム・スコット上院議員、ニューヨーク州選出のエリス・ステファニック下院議員、オハイオ州選出のJD・バンス上院議員、サウスダコタ州選出のクリスティ・ノーム知事など、トランプ候補の伴走者候補が多数参加した。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、トランプ大統領の演説の後、選挙運動のトップ補佐官によるブリーフィングが行われ、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、ミネソタ、バージニアの各州が11月の選挙の重要な激戦地であることが紹介された。
彼らは、バイデン氏より選挙資金が少ないにもかかわらず、ほとんどの世論調査でトランプ氏が民主党をリードしていると指摘した。
先週発表されたCNNの調査では、トランプ氏はバイデン氏を49％-43％の差でリードしており、回答者の10人に6人がバイデン氏の大統領としてのパフォーマンスに否定的だった。
以上。
日本語：WAU
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