写真は、テヘランでの軍事パレード中のミサイルとUAV＠Getty Images / Morteza Nikoubazl; NurPhoto
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日本時間04月18日01:02 ロシア・トゥデイ（RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「イラン、イスラエルの再攻撃に備える」
テヘランは空軍の準備を整え、シリアのIRGC拠点から人員を退避させている
「イランのイスラム革命防衛隊（IRGC）は、イスラエルの報復攻撃に備えるため、シリアの拠点から軍の最高顧問を呼び戻している」
とウォール・ストリート・ジャーナル紙がシリアとイランの当局者の話を引用して水曜日に報じた。
このニュースは、イランが土曜日にイスラエルの標的に数百発と推定されるミサイルと爆発物を搭載したドローンを発射した後のものだ。
テヘランはこの攻撃を、4月1日にイスラエルがダマスカスのイラン領事館を空爆した際にIRGCの将校7人が死亡したことに対する報復としている。
テヘランはイスラエルの軍事施設数か所への攻撃を成功させたと報告している。
現在、同紙によれば、イランはイスラエルの攻撃に備えており、紅海でイランの商業船舶を守るために海軍が出撃している間に、空爆を迎撃するために空軍を準備しているという。
同時に、IRGCとレバノンの過激派組織ヒズボラは、シリアにおける幹部の存在感を減らしており、中堅の軍人は「シリア国内の本来の場所から移動している」と同誌は主張している。
同紙は軍事専門家の話を引用して、シリアにあるイラン関連の施設はイスラエルによる空爆の最も可能性の高い標的であり、イランとの直接的な応酬を避けながらユダヤ国家が対応できるからだと説明している。
アメリカや他のヨーロッパ諸国は、ユダヤ国家に報復をせず、イランの攻撃を撃退できたことに満足するよう求めているが、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルは「独自の決断」を下し、「自国を守るために必要なことはすべて行う」と主張している。
これまでのところ、イスラエル政府関係者は、報復の可能性についてまだコメントしていないが、アメリカやヨーロッパのパートナーには、安全保障を脅かすことはなく、範囲も限定的なものになるだろうと安心させていると伝えられている。
一方、テヘランはイスラエルに対し、いかなる報復攻撃も行わないよう警告している。
「イランの利益に対する些細な行動は、間違いなく、すべての加害者に対して厳しく、広範で、痛みを伴う対応となる」
とイランのエブラヒム・ライシ大統領は述べている。
一方、国連は、今回のエスカレーションの中で中東の暴言に懸念を表明し、すべての側に「最大限の自制」を求めた。
以上。
日本語：WAU
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