写真は、2024年1月15日、アイオワ州デモインの集票ナイトイベントでのドナルド・トランプ元大統領© AP / Pablo Martinez Monsivais
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日本時間01月16日11:20 ロシア・トゥデイ（RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「トランプ氏、予備選挙で大勝利」
元大統領はアイオワ州党員集会で2候補の合計得票数を上回る
ドナルド・トランプ前大統領は、2024年大統領選の共和党予備選で地滑り的な勝利を収め、最も近い対立候補の3倍の代議員を得て、人気投票の50％以上を獲得した。
月曜日にアイオワ州で行われた投票の95％以上が集計された時点で、トランプ氏は有権者の51％、代議員19人を獲得し、共和党のライバルであるロン・デサンティス氏とニッキー・ヘイリー氏がそれぞれ21.3％、19.1％を獲得したのを大きく引き離した。
デサンティスは8個の代議員を獲得して2位をキープし、ヘーリーは7個の代議員を獲得した。
レースが終盤に差し掛かると、トランプはアイオワの支持者たちに感謝の意を表し、「I LOVE YOU ALL!」とソーシャルメディアに投稿した。
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この勝利は、NBC News/Des Moines Register/Mediacomの調査でトランプ氏が他の候補者に30ポイント近い差をつけ、フロントランナーにとって好意的な世論調査の結果であった。
同じ世論調査でニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事が2位だったのに対し、2位はデサンティス現フロリダ州知事だった。
ヘイリー氏は帰路につく前、トランプ氏へのベールに包まれた批判を支持者に浴びせ、
「これ以上恨みを持たず、希望を持って前に進みたいのなら、この党員集会に参加してほしい」
と語った。
一方、共和党新人のビベック・ラマスワミ氏は得票率7.7％で4位だったが、代議員は獲得できなかった。
トランプ氏のアイオワ州での勝利は、テキサス州選出の上院議員テッド・クルーズ氏が最終的に勝利した2016年のレースを大きく上回るもので、同州での大規模なキャンペーンに続くものだった。
AP通信によると、
「トランプ氏のチームは潜在的な支持者と定期的に関わるために、洗練されたデジタルとデータ作戦の構築に特別な注意を払った」
という。
1972年以来、伝統的に共和党の牙城とされてきたアイオワ州は、アメリカで初めて選挙に先立って党員集会が開催される州であり、その結果は、11月の選挙を前に他の州がどのように揺れるかを示すものとして解釈されることが多い。
トランプはニューヨークでの法廷審問に出席した後、同州で集会を開くと見られている。
2024年の選挙シーズンが開幕する中、トランプ前大統領は、選挙妨害の疑い、ポルノ女優への口止め料支払い、機密資料の誤った取り扱いに関連する容疑など、複数の刑事告発に直面している。
トランプ氏は、自分に対するすべての告発を否定し、それらを民主党の対立候補が仕掛けた政治的な「魔女狩り」の一部だと呼んでいる。
以上。
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