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「プーチン大統領、フィンランドのNATO加盟への対応を表明」

Photo 出典元© Sputnik / Sergey Guneev

日本時間12月18日02:11 ロシア・トゥデイ(RT)

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

「プーチン大統領、フィンランドのNATO加盟への対応を表明」

長年「トラブル」は起きてなかったが、これからは起きるだろう

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、フィンランドのNATO加盟決定を受けて、フィンランド近辺の陣地を強化するため、新たな軍事地区を創設すると発表した。

プーチン大統領は、日曜日に放映されたロシア人ジャーナリスト、パヴェル・ザルビン氏とのインタビューの中で、

「ヘルシンキはすでに何十年もの間、モスクワとの間に真のトラブルはなかったが、これからはそうなるだろう」

と述べた。

「彼らはフィンランドをNATOに引きずり込んだ。フィンランドと何か紛争があっただろうか?20世紀半ばの領土問題を含め、すべての紛争はとっくに解決済みだ」

とプーチンは述べ、ロシアは実際にはNATO加盟国のどことも領土問題を抱えていないと指摘した。

アメリカ主導のブロックの拡大に対抗するため、ロシアはレニングラード軍管区を新設する予定だ。

その名が示すように、新しい軍隊は、ソ連時代にレニングラードとして知られていたサンクトペテルブルクのある北西部のレニングラード地方に駐留することになる。

トラブルはなかった。だが、これからはそうなるだろう。我々はこれからレニングラード軍事地区を創設し、そこに特定の軍事部隊を集中させる。なぜこんなことが必要なのか、ナンセンスとしか言いようがない。

フィンランドがNATOへの加盟を決定する前、両国は「最も友好的な」関係を享受していたとプーチンは付け加え、モスクワとヘルシンキが「小さなトラブル」を起こしたのは、木材加工業をめぐるビジネス上の争いだけだと指摘した。

フィンランドは、2022年2月にウクライナとロシアの紛争が勃発した数カ月後にNATOへの加盟を発表し、今年4月、フィンランドはアメリカ主導のNATOに正式加盟した。

モスクワは、隣国同士に未解決の二国間問題がなかったことを考えると、フィンランドの決定は「間違っている」と繰り返し述べてきた。

先週、ヘルシンキはアメリカと防衛協力協定(DCA)を結ぶ計画を発表し、ワシントンがフィンランドに軍隊を駐留させ、武器弾薬を備蓄することを認めた。

フィンランド外務省によると、ヘルシンキは国内に15の区域を設け、そこにワシントンが「自由に立ち入り、使用できる」ようにするという。

以上。

日本語:WAU

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