写真は、ロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン・アル・サウード皇太子のリヤドでの会談© RIA Novosti / Alexei Nikolsky
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リヤド時間12月06日23:28 RIAノーボスチ
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「プーチン大統領とサウジ皇太子、中東情勢について協議」
両者は機密性の高い国際問題について話し合った
リヤド、12月6日、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官によると、ロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン・アル・サウド皇太子は、リヤドでの会談で中東情勢について話し合った。
リヤドでの長時間にわたる会談の後、大統領と皇太子は昼食をとりながら直接対話を続けた。
「ここで何が話し合われたかは正確には言えない。しかし、一般的には、これはもちろん、イスラエルとパレスチナの紛争や国際的な議題上の他の敏感な問題であることは明らかである」
とペスコフ氏は会談後、記者団に語った。
同報道官が指摘したように、ロシアとサウジアラビアの間で共同和平構想の話はまだ出ていない。
両国の外交官は現在、何らかの共同文書に到達する可能性を検討しているが、それは二国間関係全般に関するものだ。
ペスコフ報道官は、
「それはむしろ、会談で達した一般的な理解を要約するものだ」
と説明した。
また、プーチン大統領とムハンマド・ビン・サルマン・アル・サウド皇太子はOPEC+内での協力について議論したという。
「国際エネルギー市場を適切なレベル、安定した状態、予測可能な状態に維持するために、両国が協力する大きな責任があることに合意した。この協力は今後も続くだろう」
と同報道官は強調した。
サウジ皇太子がロシアを訪問する可能性について、ペスコフ報道官は、外交ルートを通じて検討されると述べた。
プーチン大統領は水曜日にサウジアラビアを公式訪問し、サウジアラビアの皇太子兼閣僚評議会議長のムハンマド・ビン・サルマン・アル・サウド氏と会談した。
それに先立ち、ロシアの指導者は同日UAEを訪問し、アブダビでムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン皇太子との会談を行っている。
以上。
日本語：WAU
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
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