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「アメリカの分裂拡大」ロシア評議会議長がマッカーシー失脚の結果を分析

写真は、モスクワにあるロシア・セゴドニャ情報局の国際マルチメディア・プレスセンターでのオンライン会見中のロシア連邦上院議員、情報政策およびメディアとの交流に関する連邦評議会委員長のアレクセイ・プシコフ氏© RIA Novosti / ウラジーミル・トレフィロフ

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日本時間10月04日15:26 RIAノーボスチ

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

「アメリカの分裂拡大」

ロシア評議会議長がマッカーシー失脚の結果を分析

10月4日、アレクセイ・プシュコフ上院議員は自身のテレグラム・チャンネルで、ケビン・マッカーシー下院議長の辞任についてコメントし、ウクライナ支持をめぐるアメリカ議会の分裂は大統領選挙が近づくにつれて拡大する一方だと述べた。

「アメリカでは政治的不安定が続いている」

同議員によれば、シャットダウン(連邦政府の機能停止)の脅威は、ウクライナの資金をめぐる対立も原因のひとつとして議会の政治的危機に加わっているという。

「共和党右派が仲間を捨てた2つの主な理由の1つは、マッカーシーがバイデンと『密約』を交わして、ウクライナが45日間のアメリカ政府の仕事のための一時的な資金調達に関する法律から除外されている状況で、ウクライナに資金を提供し続けたという告発だ」

とプシュコフ氏は説明した。

彼の意見では、ウクライナへの支援をめぐる分裂は、レトリックから現実的なものへと移行し、アメリカに「深刻な危機」を招いている。

「そして、選挙が近づくにつれ、ウクライナをめぐるアメリカ国内の分裂は拡大する一方であることはすでに明らかだ」

とプシュコフ氏は締めくくった。

アメリカ下院の前夜、マッカーシーに辞任勧告が出された。

民主党の少数派と共和党の右派の代表が結束して反対したが、結果、216人の下院議員が議長解任に賛成し、210人が反対した。

マッカーシーの罷免は、アメリカ史上初の下院議長罷免事件となった。

マッカーシー議長は1月7日に選出され、5日間、15回に及ぶ投票の末に解任された。

ノースカロライナ州選出の下院議員パトリック・マクジェンリーが暫定下院議長となった。

日本語:WAU

以上。

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。(詳細

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