写真は、ニューヨークの裁判所で記者会見するドナルド・トランプ氏(2023年10月2日) © AP / Seth Wenig
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日本時間10月03日02:01 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「アメリカ最高裁、トランプ失脚訴訟を却下」
テキサスの有力候補が、『暴動』について前大統領の再選を禁じようとした
アメリカ連邦最高裁判所は、2021年1月6日に国会議事堂で起きた暴動に関与したとされるドナルド・トランプ前大統領の2024年の再選を阻止しようとしたテキサス州選出の共和党議員の試みを却下した。
この裁判は月曜日、裁判所から何のコメントもなく却下された。
この訴訟は、テキサス州を拠点とする税理士ジョン・アンソニー・カストロがフロリダ州の裁判所で起こしたもので、アメリカ憲法修正第14条は、
「暴動や反乱に関与」した者、あるいは「暴徒に援助や慰安を与えた」者が大統領になることを禁じており、トランプが2024年の大統領選挙に立候補することは禁じられていると主張していた。
カストロは、2021年1月に国会議事堂で行われたジョー・バイデンの2020年勝利の認証を妨害した暴徒をトランプが支持する発言は、この条項の違反にあたると主張した。
この訴訟はフロリダ州の裁判所によって棄却され、ジョージア州の第11連邦巡回控訴裁判所での控訴が不成功に終わった後、最高裁判所へと駒を進めていた。
カストロは現在、来年の選挙で共和党の指名を狙っているが、その知名度は低く、世論調査に名前が載ることはほとんどない。
彼の法的主張は、現在、修正第14条を持ち出して各州でトランプの名前を投票用紙から排除しようとしている民主党活動家のいくつかのグループと共通している。
コロラド州、ミシガン州、ミネソタ州で裁判が起こされており、コロラド州とミネソタ州では数カ月以内に裁判が行われる予定だ。
トランプは4つの別々の州および連邦の事件で数十の刑事責任を問われているが、暴動の罪には問われていない。
さらに、1月6日のデモはリベラル派の政治家や識者によって「暴動」と呼ばれているが、デモに関連して起訴された千人以上の参加者のうち、反乱や暴動で起訴された者はいない。
日本語:WAU
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