Photo 出典元 ロシアのプーチン大統領。© Sputnik/Vladimir Astapkovich
日本時間09月29日23:11 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「プーチン大統領、世界経済の変革を求める」
ロシア大統領によると、現代の金融システムはエリートの利益にしかなっていないという
日本語:WAU
ロシアのプーチン大統領は、世界経済システムは西側エリートの利益のために構築されており、発展途上国は法外な金利での借金を強いられていると述べた。
金曜日に開催されたロシア・ラテンアメリカ議会会議でプーチン大統領は、世界のエリートたちは、特に技術、情報、金融の分野で、ほとんどすべての他の国々を搾取していると述べた。
ロシア大統領は、発展途上国への融資義務はすでに封建的な「借地借家」に似ていると主張し、この慣習をやめるよう呼びかけた。
「従って、我々は皆、世界的な(金融)システムのルールを変えるために協力しなければならない」
とプーチン大統領は訴えた。
ロシアの指導者は以前、
「西側の福祉国家、いわゆる『黄金の10億人』の神話は崩壊しつつある」
と宣言している。
プーチンによれば、アメリカとその同盟国がロシアに課した今回の制裁は、ひとつの時代の終わりを意味するという。
以上。
「ロシア・トゥデイ(RT)について」
「RT(ロシア・トゥデイ)」は、ロシア連邦予算からの公的資金によって運営される、自律的で非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設して以来、現在では、9つのテレビチャンネルによる24時間体制のグローバルなニュースネットワーク、6つの言語で提供されるデジタルプラットフォーム、姉妹ニュースエージェンシーであるRUPTLYを含む、多岐にわたるメディアプラットフォームを展開しています。
RTは、5大陸、100カ国以上で視聴可能であり、メインストリームメディアが取り上げないストーリーや、時事問題に対する新たな視点、ロシアのグローバルイベントに対する独自の視点を提供しています。2021年1月現在、RTのウェブサイトは月間アクセス数が1億5000万以上となり、2020年には世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しました。
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