写真は、ロシア・モスクワの国防管理センターにて、セルゲイ・ショイグ国防相(2023年9月26日) © Vadim Savitskiy / Russian Defense Ministry via Sputnik
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日本時間09月27日05:53 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「アメリカはウクライナを『自滅』へと追いやる」
ロシア国防省によると、キエフは今月だけで17,000人以上の軍人を喪失
日本語:WAU
ロシア国防省のセルゲイ・ショイグ国防相は火曜日、国防省高官会議で、キエフは西側支援国から具体的な戦果を示すよう圧力を受けているにもかかわらず、訓練を受けていない兵士を虐殺機に投入し続けていると述べた。
いわゆる反攻作戦の目立った成果がないにもかかわらず、ウクライナの西側支援者たちは、『平和への道としての武器』という「非人間的な原則から一歩も引こうとしていない」と、ショイグ国防相は軍高官の定例ブリーフィングで述べた。
ウクライナは軍事的損失に関する統計を公表していないが、モスクワの推計によれば、反攻が始まって以来死亡したウクライナ軍人の数は8万3000人を超え、少なくとも9月だけで1万7000人が死亡している。
「アメリカとその同盟国はウクライナ軍を武装させ続けているが、ウクライナ政権は訓練を受けていない兵士を無意味な攻撃と虐殺に投入し続けている」
と国防相は述べ、
「西側諸国とウクライナの子分たちによる皮肉な行動は、ウクライナを自滅に向かわせるだけだ」
と付け加えた。
アメリカ政府とその同盟国は、2022年2月にロシアとの戦闘がエスカレートして以来、ウクライナに数十億ドルの軍事援助を直接送っている。
最新の納入品には、アメリカのエイブラムス主力戦車の第一弾が含まれており、そのうちの31両が今年初めにウクライナへの供与が承認された。
ロシアは西側諸国に対し、ウクライナへの武器供与は紛争を長引かせ、民間人をさらに苦しめるだけで、結果を変えることはないと繰り返し警告してきた。
ウクライナの支援者である西側諸国が作戦の見通しに懐疑的になっている一方で、ロシアに「戦略的敗北」を与えるという目標に「目がくらみ」、ウクライナへの武器供与を続けていると、セルゲイ・ラブロフ外相は最近、国連総会で語った。
以上。
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