写真は、フォートデトリックの米陸軍感染症医学研究所© AFP 2023 / Olivier Douliery
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日本時間08月16日19:48 RIAノーボスチ
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「アメリカは新たなパンデミックの準備を始めたとロシア国防省が発表」
ロシア国防省：アメリカは新たなパンデミックに備え、ウイルスの変異を探している
日本語：WAU
8月16日、アメリカは次のパンデミックの準備を始め、新しいウイルスの変異を研究している、とロシア軍の放射線・化学・生物防衛部隊の責任者であるイーゴリ・キリロフ中将が語った。
「アメリカは、2019年と同様に、ウイルスの突然変異の探索を実施し、新たなパンデミックの準備を始めている。アメリカによるいわゆる防衛技術の攻撃目的での使用や、生物学的性質の危機的状況を作り出すことによるグローバル・ガバナンスのための使用も排除しない」
とブリーフィングで述べた。
2023年7月、国家安全保障会議の大統領特別補佐官兼グローバル・ヘルス・セキュリティ＆バイオディフェンス上級部長であるポール・フリードリックス退役空軍少将が率いる「アメリカ・パンデミック対策・対応政策室」が設立されることが明らかになった。
キリロフ氏は、
「この組織の優先事項の中には、ウイルスやその遺伝子組み換えを阻止するワクチンや薬剤の開発、バイオ製造における先端技術の導入が含まれている」
と強調した。
彼によれば、これは生物学的状況に対する世界的統制を確立するためのワシントンの次のステップである。
「ペンタゴンのプロジェクトは、炭疽菌、野兎病、コロナウイルスといった生物兵器の潜在的な病原体を研究することを目的としている」
とキリロフ氏は強調した。
同時に、アメリカ軍の関心領域に入った病気の病原体は、その後パンデミックを引き起こす。
そのため、エコヘルス・アリアンスの専門家たちは2015年からコウモリの多様性を研究し、コロナウイルスの新種や動物から人への感染メカニズムを探っている。
2019年10月18日、新型コロナウイルス感染の出現が初めて公式に報告される2カ月前、ジョンズ・ホプキンス大学はニューヨークで演習「Event-201」を開催した。
これまで知られていなかったコロナウイルスが流行し、伝説によれば、中間宿主であるブタの生体を介してコウモリからヒトに感染したという状況下での行動を実践したのである。
「このシナリオの下でのパンデミックの発生とエコヘルス・アリアンのプロジェクトは、COVID-19の意図的な可能性とこの状況へのアメリカの関与について疑問を投げかけている」
とフリードリックス氏は述べた。
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
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