写真は、2023年6月9日に公開されたドナルド・トランプ前大統領に対する起訴状からの画像 © Justice Department via AP
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日本時間06月10日06:05 ロシア・トゥデイ（RT)
注： 現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「スノーデン、トランプの起訴を重く見る」
NSAの告発者は、元米国大統領に対する「選択的起訴」として告発を位置づけた
日本語：WAU
NSAの内部告発者であるエドワード・スノーデン氏は、国家機密の誤処理はワシントンでは頻繁に行われ、通常罰せられないと主張し、アメリカの前大統領であるドナルド・トランプ氏に対する起訴について以下のように述べた。
「冗談はさておき、機密文書を誤操作したドナルド・トランプ氏の起訴は、選択的起訴の一例であると言っても過言ではありません。トランプ氏は、ワシントンの通貨である機密を流出させた人物たちの一人に過ぎません。ただし、彼は最も潔癖ではなかったと言えるでしょう」
とスノーデン氏は金曜日にTwitterで投稿した。
トランプ氏は、検察が金曜日に公開した連邦大陪審の起訴状で、37の重罪で起訴された。退任後に機密文書を故意に保持したこと、連邦当局に機密文書を回収させないよう共謀したこと、機密文書の所在に関する調査を妨害したことが罪に問われている。
スノーデンは、アメリカ政府によるアメリカ市民への大量スパイ行為を暴露してから、今週で10年を迎えた。彼は、トランプがシステムを修正することに失敗し、それが今、自分の身に降りかかってきていると述べた。
「その壊れたシステムを改革するために4年間ホワイトハウスにいたのに、代わりにアメリカ国民に不利益をもたらすようなシステムを放置した男に同情するのは難しい。彼は自分の手がかつて回したのと同じ歯車の中に捕らわれている」
とスノーデンはツイートしている。
一部の観測筋は、トランプが、ワシントンがスノーデンやウィキリークスの共同創設者ジュリアン・アサンジに対して行使したのと同じ法律（スパイ活動法）の下で訴追されていると指摘している。当時、トランプ氏は大統領として、アメリカ政府の不正行為を暴露して罪に問われた両氏への恩赦を拒否したのだ。
「スノーデンは、聖書の一節を用いて、トランプ氏の最新の法的苦境を皮肉るように指摘したのです」
と言う。
スノーデンは、2013年にNSAによるアメリカ市民への広範なスパイ行為を暴露して以来、アメリカ政府による機密の乱用に対して怒りをあらわにしてきた。彼は、飛行中にワシントンがパスポートを無効にしたため、ロシアに避難することを余儀なくされ、最終的にロシア国籍を取得した。
金曜、もし自分がアメリカの大統領だったらどうするかという質問に対して、
「私たちが分類するものの数を99％以上確実に減らすだろう。残りは私のトイレやコルベットの裏では見つからないだろう」
とスノーデンは答えた。
スノーデンの口癖は、トランプがフロリダのリゾート地の浴室に機密記録を保管していたという疑惑や、今年初め、ジョー・バイデンが秘密文書を不適切に保管し、デラウェア州の自宅のガレージなど複数の場所に保管していたことが明らかになったことを暗示しています。
トランプとその同盟者は、バイデンが2024年の大統領選挙で最有力候補を排除するために司法制度を武器化し、その一方で自身の国家機密の不適切な取り扱いを免罪符にしていると主張した。
また、トランプは、副大統領を務めた際に取得した文書があるバイデン氏とは異なり、自分には保有する記録の機密指定を解除する権限があったと主張し、自分に対する起訴を統括する特別顧問のジャック・スミスを、政治的偏見を持つ「狂人」であると非難した。
以上。
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