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日本時間05月31日03:50 ロシア・トゥデイ(RT)
注: 現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「デサンティス氏、アメリカで「左翼を破壊する」と誓う」
フロリダ州知事、トランプが成し遂げられなかったことを自らが達成すると有権者に約束
日本語:WAU
ロン・デサンティス知事は、月曜日のFox & Friendsとのインタビューで、2024年にアメリカの大統領に選ばれた場合、左派を一掃する意向を表明し、次のように述べた。
「私はこの国で左翼主義を打ち破り、覚醒したイデオロギーを歴史のゴミ箱に捨てるつもりです」
共和党の候補者として、デサンティス知事は、なぜドナルド・トランプ前大統領がフロリダ州知事の干渉なしで再選されることを、彼の支持者が簡単に想定しなかったのかというホストの質問に対して回答した。
デサンティスは、自身の能力を誇りに思うように、
「共和党が通常では獲得し得ない大規模な有権者層を獲得するだけでなく、どの地域よりも大胆なアジェンダを達成する能力を持っています」
と述べ、現職のジョー・バイデンに対して勝利するだけでなく、大統領としても2期務めることを誓った。
デサンティス氏はさらに、ディズニーとの法的争いに触れ、トランプ氏がエンターテイメント業界の重要な支持者であったことを取り上げ、
「数十億ドル規模の企業が子供たちを性的に扱っているということは、フロリダの価値観に合致しない」
と宣言した。
デサンティス氏は、コロナ・パンデミック時に州を大幅に開放することでフロリダ市民の忠誠心を獲得し、その後、学校における多様性、平等、包摂の取り組み、批判的人種論、ジェンダー思想に反発し、高まる「ウォークネス(差別社会的覚醒)」の潮流に立ち向かう道徳的なクラスターとして自己を描いてきた。
しかしながら、知事選出馬時の政治広告では、彼の政策が第45代大統領とは異なる立場であることを示すことに苦心している。彼の思想は軽くトランプ氏と比較されるほどではない。大統領選への出馬を決めたことで、フロリダに住む共和党員も二極化しており、知事としての2期目を終えることよりも全国的なキャンペーンを優先するのかと考える人々もいる。
デサンティスは先週、Twitterのスペースイベントで選挙戦を開始したが、技術的な問題が発生し、候補者の責任ではないと思われるものの、広く非難された。今週、火曜日に、選挙シーズン最初の予備選挙が行われるアイオワ州で、実際の選挙活動を開始している。
金曜日に発表された世論調査では、共和党の指名候補としてトランプ氏が依然として有力視され、予備選有権者の43%が前大統領を支持していることが明らかにった。
デサンティスは18%で追い上げており、先週同じく立候補を表明したサウスカロライナ州上院議員のティム・スコットは12%でデサンティスに迫っている。さらに10%の支持を得ているのは、ニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事である。
以上。
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