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日本時間05月23日07:53 ロシア・トゥデイ（RT)
注： 現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「アメリカ、デフォルトの可能性高い：財務長官の警告」
ジャネット・イエレンは早ければ6月1日に資金不足に陥る可能性があると警告した
日本語：WAU
アメリカのジャネット・イエレン財務長官は、国の債務上限に関する警告をさらに強め、議会が借入金を増やすことを許可しない限り、連邦政府は早ければ6月1日に支払いに必要な資金が底をつくと述べた。
イエレン議長は月曜日、ケビン・マッカーシー米下院議長に宛てた書簡の中で、
「議会が6月上旬、早ければ6月1日までに債務上限を引き上げるか停止する措置をとらなかった場合、財務省が政府のすべての債務を履行できなくなる可能性が極めて高い」
と述べた。
イエレン議長は、国家債務が31.4兆ドルの法定限度額まで急増した後、国会議員から追加の借入れ権限を得なければ、米国は債務不履行に向かうと何度も警告してきた。そして、アメリカ財務省は1月に国家債務が上限に達した後、現金不足に陥っている。
イエレン議長は、カリフォルニア州選出のマッカーシー議員に対して、以下のように述べた。
「もし議会が債務上限を引き上げることができなければ、アメリカの家庭には深刻な苦難が訪れ、我々の世界的な指導的地位が傷つき、国家安全保障上の利益を守る我々の能力に疑問が生じる可能性があります」
財務長官は、日曜日のNBCニュースのインタビューで、正確な資金枯渇の時期を予測することは不可能だと述べ、政府はおそらく6月15日までに未払いの法案を選択し始めなければならないと述べた。主な負債は、既存の借入金の利払い、高齢者や障害者への社会保障費、国防請負業者からの請求書、米軍兵士や他の政府職員の給与などである。
議会予算局によると、アメリカ政府は今年1.4兆ドルの赤字を予想しており、これは毎月約1170億ドルずつ支出が収入を上回っていることを意味する。米国は誕生から226年で6.2兆ドルの負債を抱え、その後、過去20年で5倍に膨れ上がった。議会は1960年以来、78回にわたって借入限度額を引き上げている。
マッカーシー氏とジョー・バイデン大統領は月曜日に再び会談を行ったが、これまでのところ、債務の行き詰まりを解決することはできていない。共和党は下院を支配しており、危機の根本的な原因に対処するために、連邦政府の支出の伸びを抑えつつ、債務上限を1.5兆ドル引き上げる提案をしている。
一方、大統領は債務上限に関する交渉には応じたくない立場だが、借入上限が引き上げられた場合には、支出に関する別個の協議に前向きな姿勢を示している。
債務上限をめぐる過去の政治的衝突は、ぎりぎりまで決着を待つと市場が混乱し、消費者信頼が低下し、借入コストが上昇し、国の信用格付けが脅かされることを示している、とイエレンは月曜日の書簡で述べており、実際、財務省の債務コストは、6月に満期を迎える債券のためにすでに上昇している。
イエレンは、
「私は、できるだけ早く行動することによって、米国の全面的な信頼と信用を守るよう議会に引き続き要請する」
と述べている。
以上。
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