Photo 出典元ラケッシュ・シャルマがRTに語る(2023年4月18日)
日本時間04月19日03:31 ロシア・トゥデイ(RT)
注: 現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「この星には宇宙人が住んでいる:インド初の宇宙飛行士」
本当の「エイリアン」は、私利私欲のために地球を破壊する者たちだ
日本語:WAU
インドの宇宙飛行士ラケッシュ・シャルマは、ソ連のロケットに乗って宇宙へ行ったことで、自分たちの地球を大切にすることの大切さを実感したと、RTの新しいインタビューに答えている。
シャルマは、地球外生命体とのコンタクトを楽しみにしていると語る一方で、ある種の「エイリアン」はすでに地球上に住んでいると付け加えた。
シャルマはインド空軍の戦闘機パイロットだったが、1982年にソ連の宇宙開発計画「インターコスモス」の訓練生に選ばれた。2年後、彼はバイコヌール宇宙基地からサリュート7号宇宙ステーションに向かうソユーズロケットで飛び立ち、インド人初の宇宙飛行士となった。
宇宙での生活は、「自分自身の存在について、より広い視野を与えてくれる」と、シャルマは火曜日に放送されたRTのインタビューで語った。
「地球ほど快適な場所は他にないのだから、地球を大切にし、資源を大切にし、倹約して使わなければならないのだ」と。
地球の「はかなさ」について新たな視点を得て帰還した宇宙旅行者はシャルマだけではない。アメリカの宇宙飛行士エドガー・ミッチェルは、この惑星を眺めることで、次のような感想を抱いたという。
政治家の首根っこを掴んで、25万マイルも引きずり上げ、「見ろよ、このクソ野郎!」と言いたいのである。
他の欧米の宇宙飛行士と同様、ミッチェルも宇宙人の存在を信じ、地球に帰還した。しかし、シャルマは違う見方をしている。
「私たちはこの星に住む宇宙人だと思う。貪欲な人、環境を気にしない人、共有しない人がいる。人類の『運命共同体』をないがしろにし、利益のために争いを起こすという考え方は、『エイリアン』と見るべきだ」
と彼は説明した。
また、シャルマは、宇宙空間に生命が存在すると考えている。
「この広大な宇宙で、自分たちだけが知的生命体だと考えるのは、私たち人間にとって典型的な傲慢だと思う。私たちの距離感は限られていますし、科学はまだすべての扉を開いてはいないのです。私たちよりも進化した異星人がいるはずで、私はそのようなコンタクトを楽しみにしています。
現在、インドは国産の宇宙船を地球低軌道に投入する準備を進めており、早ければ来年には国産初の有人宇宙船の打ち上げを目指しています。一方、民間宇宙産業は活況を呈しており、スペースX社のイーロン・マスクCEOは2050年までに火星にコロニーを作ると宣言しています」
「技術的には可能だろう」とシャルマは言う。
しかし、この元宇宙飛行士は、
「幸福なスケールでそこから何かを導き出すことができるのか」
と疑問を呈した。
「ここに楽園があるのに、遠い地獄を作る意味はない」
と彼は付け加え、
「地球を離れる前に、地球で持続可能性を実践しよう」
と述べた。
以上。
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