写真は、ワシントンの下院議会で演説する前のケビン・マッカーシー氏 © AP Photo / Alex Brandon
Photo 出典元
日本時間01月07日18:05 RIAノーボスチ
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたウクライナ擁護側から発信されているものに限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのか、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する事が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースや論説を全面的に紹介します。
「米下院、ケビン・マッカーシー氏を新議長に選出」
米国下院は、15回目の挑戦で共和党のケビン・マッカーシー氏を議長に選出した
日本語:WAU
1月7日、米国下院は、15回目の選挙で、共和党のケビン・マッカーシー氏を新議長に選出した。
アメリカの主要なテレビ局はすべて、議会から議長選出の結果をニュース放送した。
マッカーシー氏は216票を獲得し、主戦場の民主党のハキーム・ジェフリーズ氏は211票だった。
6人の議員が無投票を選択したため、マッカーシーの当選に必要な票数は218票から216票へと減少した。
米国下院議長というポストは、米国で3番目に重要なポストとされている。
この任命がなければ、議員は就任宣誓をすることができず、立法手続きを進めることができないため、米下院の仕事は数日間麻痺したままであった。
■マッカーシー氏とウクライナ
11月の中間議会選挙を前にして、マッカーシー氏は、もし自分が勝てば、共和党はウクライナへの無制限の援助を停止する問題を提起するだろうと警告していた。
彼はウクライナへの「無制限予算」に反対し、これらの支出を米国の経済状況と相関させるよう呼びかけていた。
報道によると、マッカーシー氏が議長に選出された場合、国防総省の予算750億ドルの削減を伴う可能性があったという。
これは、必要な数の議会票を獲得するための取引の一部であった。
当選後すでに、マッカーシー氏は、ホワイトハウスの無駄な支出やアメリカの国家債務の増加を止めるつもりだと語っている。
中間選挙により、下院は共和党が過半数を占め、現在、共和党222名、民主党212名がそこに座っている。
しかし、下院に提出された構想や調査を阻止できる上院では、民主党は過半数を維持しただけでなく、51対49に拡大した。
■長期投票
今回の投票が長引いたことで、下院議員が一回目で議長を選べなかったのは、米国史上15回目である。
最後に起こったのは100年前の1923年で、それ以前は19世紀、南北戦争の直前だけであった。
その間、12回以上の投票が行われたのは4回だけである。
スピーカー選出の試行回数の記録は、1855年にまでさかのぼる。
その時は、2カ月、133回の投票後、ルール変更の末解決した。
結局、半数以上の議員から投票された候補者はおらず、単純に過半数を獲得した候補者が当選となった。
次に多いのは、1819年に多くの試みが行われた議長選出の22回であった。
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
WAUメディアからのコメント:ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事へのご意見ご感想お待ちしてます。コメントは↓