写真は、中国の王毅外相© AP Photo / Petros Giannakouris
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日本時間12月25日12:52 RIAノーボスチ
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたウクライナ擁護側から発信されているものに限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースや論説など全面的に紹介します。
「中国外務省、ロシアとの戦略的相互信頼が強化されたと発表」
中国の王毅外相:ロシアと中国の相互の戦略的信頼は強化された
日本語:WAU
12月25日、中国の王毅外相は、往年に比べ、ロシアと中国の政治的・戦略的相互信頼が強化され、両国間の関係は「岩のように堅固である」と述べた。
「この1年間、中国とロシアは核心的利益を守るためにしっかりと支え合い、我々の政治的・戦略的相互信頼はさらに強まった」
と、中国外交に関するシンポジウムで演説し、その文章は中国外務省の公式サイトに掲載された。
王毅外相は、2022年にロシアと中国が友好的で善隣な協力を深め、包括的戦略協力が「より成熟し、強固になった」と付け加えた。
また、
「ロシアと中国の関係は、いかなる第三者にも敵対するものではなく、非同盟、非対立の原則に基づくものである。このような関係は、両国間に不和をもたらす干渉や試みがなく、国際環境の変化にも影響されない」
と強調した。
加えて、王毅外相はスピーチの中で、ロシアと中国が二国間の貿易高を2000億ドルにするという目標に急速に近づいていることを指摘した。
大型の共同投資案件は着実に具体化し、各国通貨建て決済の規模も拡大していると言う。
王毅氏は、この1年、河北省-ブラゴヴェシェンスク高速道路橋と、通江-ニジネニンスコエ鉄道橋の開通により、両国の国境を越えた接続も強化された事を指摘した。
これに先立ち、中国の駐ロシア大使はRIAノーボスチのインタビューで、2022年にロシアと中国の相互支持が高まったと指摘していた。
同大使によると、北京はウクライナ問題で不偏の立場をとり、一方的な制裁を加えることに反対しているという。
中国の習近平国家主席は先週、ロシアのドミトリー・メドベージェフ安全保障会議副主席との会談で、中露関係は安定性を示していると述べ、
「北京は、モスクワと協力して中露関係を継続的に新時代に押し上げ、グローバル・ガバナンスをより公平で合理的な方向に共同で推進する用意がある」
と断言した。
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
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