RIAノーボスチ・ロシア国際通信「ロシア、欧米による国体破壊工作に対抗するための措置を発表」

写真は、モスクワのマネジナヤ広場で行われた「私たちは国民を見捨てない」集会の参加者たち＠ヴァシリー・イワノフ©IA REGUNUM

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日本時間10月18日01:37 RIAノーボスチ

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います（詳細：ロシア語」

注：現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。

従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に紹介しています。

「ロシア、欧米による国体破壊工作に対抗するための措置を発表」

ロシア安全保障理事会のフラモフ副長官は、西側の破壊工作に対抗するための措置を発表した

日本語：WAU

10月17日、ロシアは欧米の破壊工作に対抗するため、戦略的計画文書を採択すると、安全保障理事会のオレグ・フラモフ副長官が ロシア新聞に語った。

「戦略的計画文書の承認によって促進される全体的な体系構築に努力を集中する必要がある。これには特に、ロシアの伝統的な精神・道徳的価値の保護と強化のための国家基本政策が含まれる」

とフラモフ氏は述べた。

ロシア社会のラテン語化を防ぐために、国家言語政策と言語保障のコンセプトの草案を作成することになり、それはロシアの文明的主権を維持するのに役立つという。

また、同副長官は、子供や若者向けの競争力のある情報と対抗力への議題を早急に形成することが重要な問題であるとした。

また、ロシアの情報文化空間を守るために、組織的な対策を強化する必要があると指摘したが、

「鉄のカーテンの後ろに隠れる理由はない」

とフラモフ氏は言う。

「欧米がロシアの伝統的な価値観に与える破壊的な影響の源、力、手段を特定する作業は、その意義を失うことにはならないだろう。さらに、個人、集団、国民の意識に影響を与える方法、形態、具体的な内容を明らかにする必要がある」

フラモフ氏は、ロシアの安保理は米国とその同盟国が新しいアプローチでロシア社会を腐敗させようとする意思を示す証拠を持っていると述べた。

その際、西側諸国は国内で起きている変化を考慮しており、

「米国と英政府は、この問題を解決するために、数学、情報セキュリティ、人類学と民族学、システム理論とシステム分析、社会心理学と心理言語学の専門家の学際的なチームを組織している。これは、このまま放置してはいけない」

と説明した。

「まず、西側は教育機関や組織、公的機関、芸術家、メディアの代表者に影響を与えようとしている。米国とその同盟国は、若い世代の不安定さを当てにして、ターゲットを選んでいるのだ」

とフラモフ氏は指摘する。

「西側諸国は、破壊活動のための第五列を作ろうとしている。それは、有名な実業家、芸術家、ブロガー、政治家、そして反対意見を信奉する『管理しやすいさまざまな少数派』を組み合わせようとしている」

と副長官は述べた。

また、一部のアーティストが、ロシアの文化環境を愛国的なものに変換することを妨害していると指摘した。

フラモフ氏によれば、

「ロシアの伝統的な精神・道徳的価値の保存と強化のための国家基本方針の草案に対する批判は、外国人エージェントの地位を持つメディア、ブログ界のリベラル派などが、ウクライナでの特別軍事作戦の開始とともに公然とロシアに反対し移住者の仲間入りした特定の文化人たちが予想通り追従し、文化環境の発展を高い芸術性と愛国心に変換するための行動を妨害し続けている」

と副長官は付け加えた。

以上。

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