Photo： 出典元© Getty Images / Nes
日本時間07月26日00:47 ロシア・トゥデイ（RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「アメリカ警察、FBIを信用しなくなったとの報告書」
同機関は公然と党派色を強め、政治的な目的のために活動していると内部告発者が語った。
連邦捜査局（FBI）が党派的な政治機関と化しているとの懸念から、多くのアメリカ州および地方の法執行機関がFBIとの重要な情報の共有を拒否していると、議会に提出された内部告発者の報告書で明らかになった。
230ページにわたるこの報告書は、退職した捜査官や現役捜査官、分析官の連合によってまとめられたもので、アメリカ全土の「独立性が高く信頼性の高い」30人以上の情報源から話を聞いた。
「彼らはFBIと協力することに消極的であるだけでなく、近年『政治的な意図に動機付けられた党派的な連邦機関として運営されている』と信じているため、犯罪やその他の諜報活動に関する実行可能な実質的な情報をFBIと共有しないことを決めたと報告されている」
と、報告書の執筆者は述べている。
この報告書は水曜日にニューヨーク・ポスト紙で初めて報道された。
報告書自体は下院司法委員会と下院監視・政府改革委員会に送付され、オンラインでも公開された。
同グループは、FBI主導のタスクフォースに対する「信頼の危機」と、FBI全体に対する「憂慮すべき信頼の喪失」を指摘した。
クリストファー・レイ局長は、自身のキャリアで前例のない「複雑な脅威環境」について議会で証言したばかりだった。
ほとんどの情報筋は、2021年1月6日にアメリカ連邦議会議事堂で発生した暴動と、2022年8月にフロリダ州にあるドナルド・トランプ前大統領の別荘「マー・ア・ラゴ」への襲撃に対するFBIの対応を指摘した。
ある情報筋はFBIの行動を「第三世界の国々のような」と表現し、「解体し、職員を起訴して長期刑に処すべき」と主張した。
「J6」事件への協力圧力により、FBIは「党派的な政治的意図」に駆り立てられているという見方が強まっている。
ある情報筋は、FBIが他のグループに対して同じ熱意を持って追及しない理由が理解できないと述べた。
別の情報筋は、地元警察官が「アメリカを愛している」という理由で標的になることを恐れており、投票行動に基づいて「国内のテロリスト」と見なされる可能性があるという。
複数の機関からなる特別対策本部の責任者は、FBIの新人捜査官は、伝統的な政治的見解や宗教的見解に対する「嫌悪感を隠す努力」をせず、公然と「目覚めたリベラル派」であると自称していると述べた。
多様性、公平性、包摂性（DEI）ガイドラインに基づいて採用された彼らは、「まったく価値がない」「最悪の人材」だと内部告発者は述べた。
バージニア州クアンティコにあるFBIアカデミーでは、新人捜査官の訓練が行われているが、同アカデミーは「ナルシシズムのカルト」と傲慢な優越感を助長しており、耐え難いほど政治化されていると報告書は主張している。
一方、FBIの保安部門は、保守的な傾向を持つ捜査官を排除するために、機密情報取扱許可のプロセスを悪用している。
内部告発者らは、レイ局長の辞任を迫ることを「最後の手段としての極端な措置」であり、FBIの評判を回復する唯一の方法であると議会に強く求めた。
以上。
日本語：WAU
「ロシア・トゥデイ（RT)について」
「RT（ロシア・トゥデイ）」は、ロシア連邦予算からの公的資金によって運営される、自律的で非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設して以来、現在では、9つのテレビチャンネルによる24時間体制のグローバルなニュースネットワーク、6つの言語で提供されるデジタルプラットフォーム、姉妹ニュースエージェンシーであるRUPTLYを含む、多岐にわたるメディアプラットフォームを展開しています。
RTは、5大陸、100カ国以上で視聴可能であり、メインストリームメディアが取り上げないストーリーや、時事問題に対する新たな視点、ロシアのグローバルイベントに対する独自の視点を提供しています。2021年1月現在、RTのウェブサイトは月間アクセス数が1億5000万以上となり、2020年には世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しました。
WAU MEDIAからのコメント： ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。この記事についてのご意見やご感想をお聞かせいただけますと幸いです。コメント欄は下記にございます。
