写真は、2018年12月15日、サンクトペテルブルクのオフィスで電話で話すロシアのプーチン大統領© Alexey NIKOLSKY / AFPBB News
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日本時間04月16日20:31 ロシア・トゥデイ（RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「プーチン大統領、イラン大統領と会談 – クレムリン」
ロシアの指導者は中東における『合理的な自制』を求めた
クレムリンは、テヘランによるイスラエルへの無人機とミサイル攻撃を受け、プーチン大統領がイランのエブラヒム・ライシ大統領と会談したと発表した。
イランは、イスラエルが今月初めにシリアのダマスカスにあるイラン領事館を爆破し、イスラム革命防衛隊（IRGC）のクッズ部隊の高官7人を殺害したことに対する「罰」として、土曜日にイスラエルに対して多数の無人機とミサイルを発射した。
ライシ氏は火曜日午後にプーチンに電話をかけ、地域の「悪化した状況」とテヘランによる「報復措置」について話し合った。
クレムリンは、
「プーチン大統領はすべての当事者が合理的な自制を示し、地域全体に破滅的な結果をもたらす新たな対立を許さないことを希望する」
と述べた。
ライシ大統領は、イランの行動は強制的で限定的なものだと指摘し、
「テヘランはこれ以上緊張をエスカレートさせることには興味がない」
と付け加えた。
両大統領は、現在の紛争の根本的な原因は未解決のパレスチナとイスラエルの対立にあるとの認識で一致し、ガザでの「即時停戦」、人道援助の提供、政治的・外交的解決のための条件整備を求めた。
イスラエルは、西エルサレム政府がほぼ迎撃されたと発表したイランの攻撃に対し、「明確かつ断固とした」対応を取ると宣言した。
しかし、イスラエル軍はアメリカに受け入れられるような計画を練っているとされる。
一方、イラン軍はこの攻撃を大成功と評している。
イラン地上軍司令官のキウマース・ヘイダリ准将は火曜日の記者会見で、
「『真の約束』作戦は、イスラエルの防衛が『蜘蛛の巣よりも薄っぺらいことを証明した」
と述べた。
イラン・タスニム通信によれば、
「イラン軍はイスラエル政権の能力に関するタブーを破り、その力を示し、ヒット・アンド・ランの時代は終わったことを明確にし、この地域の新しいルールを定義したとヘイダリ准将は語った」
と報じた。
以上。
日本語：WAU
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