写真は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相© Sean Gallup/Getty Images
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日本時間03月15日19:17 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「イスラエル首相、ラファ作戦計画を許可」
ネタニヤフ-民間人を避難させる準備ができている
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ハマスによる最新の停戦と捕虜交換の提案を拒否し、ガザ南部の都市ラファで作戦を開始するイスラエル国防軍の計画を許可したと、イスラエルのメディアが金曜日に報じた。
イスラエル首相府は、
「イスラエル国防軍は、作戦の準備と住民の避難準備をした」
とタイムズ・オブ・イスラエル紙が引用した声明の中で述べた。
これに先立ち、ハマスがソーシャルメディア上で、カタールとエジプトの調停者にイスラエルとの囚人交換の「見通し」を提示し、イスラエル国防軍のガザ撤退を含む停戦合意に向けて検討していると発表していた。
この提案を見たロイター通信が報じたように、パレスチナ武装勢力は、イスラエルが700人から1000人のパレスチナ人囚人を解放する代わりに、女性兵士、子供、老人、病気の人質を含むイスラエル人女性を解放することを提案し、囚人交換が完了すれば、ハマス側は恒久停戦の日取りを交渉する用意があると述べていた。
しかし、ユダヤ国家はこの提案を却下し、ハマスは「非現実的な要求」をしていると非難した。
木曜日、ネタニヤフ首相はまた、ハマスを「排除」するという使命を完遂するというイスラエルの決意を繰り返した。
イスラエルがラファへの地上侵攻を決定したのは、アメリカやエジプトを含む国際社会から、現在150万人のパレスチナ人が避難しているラファには立ち入らないようにとの再三の警告があった後のことである。
ハマスの過激派が昨年10月7日にイスラエルの入植地を奇襲攻撃し、1,100人が死亡、250人が人質に取られて以来、イスラエルは執拗にガザ包囲を続けている。
パレスチナ保健当局の最新情報によれば、この半年間にイスラエルによる空爆と地上作戦によって、少なくとも31,341人が死亡、73,134人が負傷したという。
以上。
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