写真は、2024年2月14日、サウスカロライナ州ノースチャールストンで行われた選挙集会に出席したドナルド・トランプ前大統領© AP / David Yeazell
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日本時間02月15日11:42 ロシア・トゥデイ（RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「バイデンを支持するプーチンにトランプが反応」
プーチンはバイデンを予測可能な昔ながらの政治家と呼んだ
ドナルド・トランプ前アメリカ大統領は、ロシアのプーチンが2024年の選挙でジョー・バイデンを支持すると記者に語ったことを光栄に思うと述べ、この発言は、彼が現指揮官よりもアメリカのライバルに厳しい人物であることの証拠だと受け止めた。
共和党予備選の数日前、サウスカロライナ州で支持者を前に演説したトランプ大統領は、在任中のプーチン大統領とは「うまくやっていた」としながらも、ロシアの指導者は「私をもう1度やらせたくないのだ」と語った。
「ロシアのプーチン大統領は、私に素晴らしい賛辞をくれた。彼は、トランプよりもジョー・バイデンを大統領にしたい、と言ったんだ。これは褒め言葉だ。多くの人が『おやおや、それは残念だ』と言ったが、いやいや、それはいいことだ」
この発言は、ロシアのジャーナリスト、パヴェル・ザルビンがプーチンに、ホワイトハウスには誰がいいかと質問した直後のことだった。
ロシアの大統領は、「クレムリンはアメリカ国民の信頼を得られる指導者なら誰とでも協力する」と述べたものの、プーチンはバイデンは「より経験豊富で予測可能な人物」であり、「古いタイプの政治家」だと述べた。
トランプ大統領は、バイデンよりもアメリカの敵対国に対して厳しい姿勢を取るだろうと繰り返し自慢しており、ウクライナ紛争、ハマスによる10月7日のイスラエル攻撃、ヨルダンに駐留するアメリカ軍への最近の無人機攻撃などについて、バイデンの「弱さ」を非難している。
「ウクライナでは決して侵攻は起きなかっただろう。ロシアは決して突入しなかっただろう。そして、最近のイスラエルへの攻撃は決して起こらなかっただろう」
と、トランプは先月のFOXニュースのタウンホールで語り「力による平和」を実現すると宣言した。
ホワイトハウスにいる間、トランプは定期的に、自分がモスクワに「甘い」という民主党の疑惑に反論しようとしていた。
2018年のソーシャルメディアへの投稿では、「中国やロシアに対してより厳しい（しかし公平な）大統領はこれまでいなかった」と述べ、そうではないと示唆する「フェイクニュース」を非難した。
バイデンとトランプはロシアに対して同様に敵対的な政策を追求しており、ともに多くの制裁を課し、ウクライナへの武器提供に同意している。
しかし、バイデンの在任中に同国の紛争がエスカレートしたことで、アメリカとロシアの関係は新たな深みにはまり、ロシア経済を麻痺させることを目的とした前例のない制裁キャンペーンが行われ、外交はほぼ完全に破綻した。
以上。
日本語：WAU
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