写真は、ロシアのプーチン大統領 © Sputnik / Sergei Savostyanov
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日本時間01月17日00:13 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「プーチン大統領、アメリカの選挙は改ざんされている」
ロシア大統領は、国民投票について議論する際、2020年のアメリカ大統領選の争点について考察した
ロシアのプーチン大統領は火曜日、ロシアの新しい地域の選挙は、アメリカの郵便投票とは異なり、人々が直接投票に来たため、正直で透明性があったと述べた。
モスクワで開かれた自治体の教育関係者との会合で、ロシア大統領は、民主主義がどのようなものであってはならないかの例として、2020年のアメリカ大統領選挙を持ち出した。
「捏造は可能だろう。前回のアメリカの選挙が郵便投票によって改ざんされたようにね。まあ、郵便投票が何であるかは明らかだ。投票用紙を10ドルで買い、それを書き込み、監視員の監視なしに郵便受けに投函する」
とプーチンは述べた。
プーチン大統領のこの発言は、2022年にロシアに加盟した4つの旧ウクライナ領、ケルソン、ザポロジェ、ドネツク、ルガンスク人民共和国での投票についての質問に答えたものであった。
「投票に来ることを強制したり、禁止したりした人はいない。彼らはただ自分の足で投票したのだ」
とプーチンは言う。
「これが民主主義でなくて何だろう?民主主義とは、人々が自らの意思を表明することだ」
とロシア大統領は語った。
アメリカの複数の州は2020年、コロナの大流行を理由に、郵便投票による投票を認めるよう選挙規則を変更した。
最終的な公式結果は、民主党のジョー・バイデンが現職の共和党ドナルド・トランプを破り、アメリカ史上最多となる8100万票を獲得した。
トランプ氏はこの選挙を「不正選挙」だとして異議を唱え、監査不可能な郵送投票だけでなく、半ダースの州における様々な不正を指摘した。
民主党とアメリカの大半のメディアは、2020年の投票に疑問を呈する者を「選挙否定論者」と非難し、すべてが完全に合法的だったと主張した。
タイム誌の2021年2月の記事によれば、
「バイデンが大統領になったのは、資金力のある有力者たちが、認知に影響を与え、規則や法律を変え、メディアの報道を誘導し、情報の流れをコントロールするために、水面下で協力して選挙を強化していたからだ」
と述べている。
以上。
日本語:WAU
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