写真は、イーロン・マスク © Justin Sullivan / Getty Images
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日本時間09月18日13:30 ロシア・トゥデイ（RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「マスク氏、ウクライナの反撃は失敗した」
ロシア、キエフは6月以来、71,000人以上の兵を失い、実質的な進展を遂げられなかったと報告
日本語：WAU
「ウクライナ軍はキエフの反攻作戦で莫大な損害を被ったが、ほとんど成果を上げていない」
と、テスラとスペースXのCEOであるイーロン・マスクが語った。
また、投資家で起業家のデビッド・サックスが、アナリストのデビッド・パインの記事をシェアし、
「ウクライナの自慢の反撃による領土獲得は、地図上でほとんど確認できないほど極小だ」
と述べた。
マスクはこの評価に同意しているようで、次のように書いている。
「わずかなために多くの死がある」
サックスのメッセージは、彼が6月20日に行った投稿の更新版で、2週間前から行われていたそれまでのウクライナの攻勢を総括したものだった。彼は、
「ウクライナの反撃は、当初の目的を達成できていないことが明らかになりつつある」
と述べ、キエフがクリミアへのロシアの陸橋を断ち切ることができるというワシントンの期待は裏切られたと付け加えた。
また、戦場でのウクライナの進展がないことから、敵対関係は膠着状態に向かいつつあると示唆し、もう一つの可能性として、
「ロシアがより多くの領土を奪い、戦争に勝利する」
と付け加えた。
マスクは当時、この記事に対して、
「よく言ってくれた」
と書いている。
アメリカの億万長者のマスクは、この紛争をめぐって何度かウクライナ政府高官と対立している。
今月初め、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領の側近であるミハイル・ポドリアク氏は、昨年キエフがクリミアに対するウクライナの無人機攻撃を支援するためにスターリンク衛星を使用することをマスクが拒否したことについて、「悪を可能にした」と非難した。
マスク氏はこれに対し、キエフのために戦う義務はないとしながら、
「スペースX社が戦争と紛争激化の主要な行為に明確に加担することを望んでいない」
と説明した。
ロシア当局は、ウクライナ軍はモスクワの防衛線を突破しようと何度も試みたにもかかわらず、実質的な地盤を得ることができなかったと繰り返し述べている。
ウラジーミル・プーチン大統領は最近、キエフの損害について、7万1000人以上の兵員、543台の戦車、1万8000台近くの各種装甲車と推定している。
退任するアメリカ統合参謀本部議長のマーク・ミリー氏は、日曜日のCNNのインタビューで、紛争がすぐに終結する可能性は低いと予測し、キエフが自国の領土とみなすすべての領土を取り戻すという目標は「非常に高いハードル」だと付け加えた。
以上。
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