写真は、中国の習近平国家主席 © AFP / Florence Lo
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日本時間07月04日16:33 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「習近平、『カラー革命』を非難」
主権国家の問題に対する外部からの干渉は許されない
日本語:WAU
中国の習近平国家主席は火曜日、上海協力機構(SCO)の事実上の首脳会議での演説で、上海協力機構の加盟国は外部からの反乱の企てに抵抗すべきだと述べた。
「いかなる口実であれ、外部から干渉し、カラー革命を鼓舞するいかなる試みにも断固として反対する必要がある」
と習近平は強調した。
また、中国の指導者は演説の中で、国連の承認なしに制裁を科す慣行を批判し、SCO加盟国に自国通貨での貿易を増やすよう呼びかけた。
上海協力機構は、中国、ロシア、インド、カザフスタン、キルギス、パキスタン、タジキスタン、ウズベキスタンが加盟するユーラシアの政治・経済・安全保障組織である。
現在、地理的範囲と人口の点で世界最大の地域圏であり、今回のサミットでイランが正式に加わり、SCOはさらに拡大した。
習近平は、いわゆる「カラー革命」に対して何度か発言している。
昨年末には、人権保護を名目に「人々の平和的な生活を損なう」試みに対して、北京は「断固反対する」と述べた。
「カラー革命」という言葉は、主にアメリカとその同盟国の利益に反対する政府を倒すことを目的とした、ソビエト連邦崩壊後の国家における反乱を指す言葉として使われてきたが、この地域以外の国にも適用されてきた。
反乱のほとんどは、アメリカが資金を提供するNGOやアメリカの諜報機関から多大な支援を受けている。
2003年にグルジアで起きた「バラ革命」と、その1年後に起きたウクライナの「オレンジ革命」は、最もよく知られた2つの例である。
以上。
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