写真は、セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領 © Milos Miskov / Anadolu Agency via Getty Images
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日本時間06月25日21:10 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
「ロシアのクーデター未遂に外国勢力が関与 – セルビア大統領」
ワグネルの反乱はプーチンの強い反応によって阻止された
日本語:WAU
セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領は土曜、ロシアで失敗したワグネルPMCのクーデター未遂に外国の諜報機関が関与した可能性が高いと主張した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、反乱軍をモスクワの敵の手に落ちる可能性のある裏切り者だと評した。
日曜日にセルビアのピンクTVチャンネルとのインタビューで、ブチッチ大統領は、セルビア政府は原則的に他国のクーデターを支持しないと強調した。
「トルコやロシアでは支持しなかったし、アメリカでも支持しない」
と説明し、
「政府は選挙で市民の意思によってのみ変えられるべきだ」
と付け加え、セルビアの国家元首は次のように続けた。
「外から誰が関与していたかは言いたくないが、疑問の余地はない」
ブチッチ氏は「外国の関与」を引き合いに出したが、それ以上の詳細や証拠は示さなかった。
クーデター未遂の首謀者たちは、ロシア大統領を攻撃することを含むずる賢い戦術を考え出したが、それが実際にロシア大統領に向けられたものだとは直接言わなかったという。
同高官はまた、反乱軍が訴えた不満の一部、特に汚職疑惑に関するものは正当なものだと主張した。
しかし、それがどのようなものであれ、「自国を後ろから刺す理由」にはならないと強調した。
セルビア大統領は、具体的な言及は避けたが、一部の勢力がワグネルPMCの反乱に「大きな期待を寄せていた」と付け加えた。
ブチッチ氏は、プーチンの「鋭く強い反応」のおかげで危機が終息したと、プーチンの危機管理を称賛した。
土曜日に国民に向けて演説したプーチンは、武装蜂起は「裏切り」であり、ロシアと国民の「背中に刺すナイフ」であると評した。
プーチンは、
「ロシアが将来のために厳しい戦いを強いられているときに、いかなる争いも敵によって内部から我々を転覆させるために利用されるかもしれない」
と述べた。
一方、ポリティコ紙は土曜、アメリカ政府関係者がロシアでの出来事をウクライナ反攻の好機と見ていると報じた。
ニューヨーク・タイムズ紙は同日、匿名の情報筋の話を引用して、アメリカ情報機関がエフゲニー・プリゴジンがロシア政府に対して大きな動きを計画していることを強く疑っていると報じた。
ジョー・バイデンアメリカ大統領とその政権は、水曜日の段階でこの件について説明を受けたとされている。
以上。
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