写真は、ジュネーブでロシアのラブロフ外相と会談するアンソニー・ブリンケン国務長官。今回の会談は、安全保障に関するロシアの提案について、ロシア、米国、NATOの間で行われた一連の協議を受けたものである。ロシアは、NATOがこれ以上東に拡大することを拒否し、1997年の位置までブロックの武器を撤退させ、ロシアの国境付近に攻撃兵器を配備しないことを主張している© RIA Novosti / ロシア外務省報道局
Photo 出典元
日本時間9月26日15:36 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に紹介しています。
「米ブリンケン国務長官、『核の脅威』をめぐってロシアと直接接触したと発言」
日本語:WAU
9月26日、アンソニー・ブリンケン米国務長官はCBSテレビに対し、核兵器を使用する「確たる脅威」に関して、米国がロシアと直接接触したことを明らかにした。
「そう、モスクワが我々から直接話を聞き、悲惨な結果になることを学ぶことは非常に重要だ」
と米国務長官は述べた。
これに先立ち、米国大統領の国家安全保障顧問であるジェイク・サリバンは、そうした接触について話していた。
また、ブリンケン米国務長官は、ロシアがウクライナで核兵器を使用した場合に備えて、ワシントンが行動計画を策定していると明言した。
アメリカ側はロシアに対して「破滅的な」結果を招くと公然と脅し、強硬な対応を約束したが、詳細には言及しないままだ。
今週、プーチン大統領はロシア人への演説の中で、西側諸国は反ロシア政策において一線を越えており、またロシアに対して常に脅威を与えていると述べた。
現実的に、ロシアへの核の恐喝が増加していることに、ロシアが外国の軍備より優れている点があることを想起させ、核兵器で脅そうとする者には、
「風が自分たちの方向に吹き返すかもしれない」
とプーチン大統領は警告を発した。
プーチンは演説で、ドネツク、ルハンスク両民主共和国、ザポリツィヤ、ケルソン両州で実施中の住民投票の結果をロシアは支持すると述べ、領土の一体性が脅かされた場合、ロシアはあらゆる手段を使って自国を防衛すると強調した。
これに先立ち、ロシアのラブロフ外相は、核戦争の「非常に大きな」リスクに注意を促したが、そのような兵器の使用は受け入れられないというのがロシア政府の原則的な立場であることを強調した。
以上。
WAUメディアからのコメント:ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事へのご意見ご感想お待ちしてます。コメントは↓