写真は、駐米ロシア特命全権大使 アナトリー・アントノフ氏 © RIA Novosti / Maxim Blinov
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ロシア時間3月30日 05:28 RIAノーボスチ
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。
2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
日本語解説:WAU
「ロシアのアントノフ駐米大使、食糧危機を引き起こしたのはロシアと言う『米プロパガンダ』を非難」
ロシアは世界の食糧危機に責任があるという米国の主張は、ロシア政府に対する情報戦の一部であると、駐ワシントン・ロシア大使のアナトリー・アントノフ氏が反論しました。
この件に関するウェンディ・シャーマン米国務副長官の発言についてアントノフ氏にコメントを求めたところ、
「シャーマン氏の発言は、米国の対ロシア情報戦の一環と考える。私たちは責任を持って宣言します。我が国の軍隊が民間インフラを破壊し、他国への輸出を目的とした食糧を積んだ船を破壊したという主張は真実ではありません」
と、大使はロシア外交団のテレグラムチャンネルにコメントを投稿し強調しました。
シャーマン米国務副長官は先に、
「ロシアが黒海の港から商品を輸出していた民間船を、チャーター船1隻を含む少なくとも3隻を空爆した」
と非難していました。
しかし、シャーマン氏は具体的なデータや根拠を全く挙げてはいませんでした。
ウェンディ・シャーマン米国務副長官
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ウクライナの状況は、ロシアの支配地域は平和で平穏であるとして、
「その一例がケルソン地区では、我が軍はすでに農地の一部を開墾し、地元住民は種まきの準備を始めている」
とアントノフ外交官は指摘します。
同大使は、ロシア軍はウクライナの軍事施設に対してのみ武器を使用し、民間人には人道的支援を提供していると強調し、
「食料、衣料、衛生用品、医薬品など、約6000トンの関連物資がすで同地区に届けられた。山賊やネオナチから解放されたウクライナの地域には、今後もこのような支援を続けていく」
と締めくくりました。
2月24日、ロシアはウクライナの「非武装化と脱ナチ化」を目的とした特別軍事作戦を開始しました。
ウラジーミル・プーチン大統領は、その目的を「8年間に及ぶウクライナ政権による虐待、大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」と宣言しました。
ロシア国防省によると、ロシア武装勢力はウクライナ軍事インフラとウクライナ軍のみを標的にしています。
ロシア軍の支援を受け、ウクライナから離脱したドネツクとルガンスクの両人民共和国のグループは攻勢を展開しています。
しかし、ウクライナの占領は考えていないとプーチンは強調しています。
ウクライナの多くの町や村での戦闘を背景に、人道的に進行しています。
ロシア国防省は、人道的回廊の運用に合意しようとしないウクライナ当局をこの原因として非難しています。
さらに、ウクライナの過激民族主義者たちは、キエフ、ハリコフ、チェルニヒフ、スミなどの都市で、450万人以上の市民を人間の盾として拘束し続けていると伝えています。
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注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシア側のニュースソースを全面的に解説しています。
以上。
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてください。