写真は、中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩委員長がオープントップのリムジンから手を振りながら北朝鮮の平壌市内の通りを走行する様子(2019年6月20日、中国・新華社通信が公開した資料写真)
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ロシア時間2月26日 18:38ロシアRT
「ロシアRTは、ロシア連邦予算からの公的資金で運営されている、自律的な非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設したRTは、現在、9つのテレビチャンネルでニュース、時事問題、ドキュメンタリーを放送する24時間体制のグローバルなニュースネットワークであり、6つの言語によるデジタルプラットフォームと、姉妹ニュースエージェンシーのRUPTLYを擁しています。
現在、RTは5大陸、100カ国以上で視聴可能です。主流メディアが見落としているストーリーをカバーし、時事問題に対する新たな視点を提供し、主要なグローバルイベントに対するロシアの視点を国際的な視聴者に伝えています。
2021年1月の時点で、RTのウェブサイトは合計で1億5000万以上の月間アクセス数を記録しています。2020年、RTは世界のTVニュースネットワークとして初めて、YouTubeのチャンネル全体で100億ビューを達成しています」
日本語解説:WAU
「中国と北朝鮮は『新たな状況』のもとで協力を表明」
習近平主席は、平壌との『友好と協力』を強化すると述べた
ロシアRTによると、中国の習近平国家主席は、不特定の「新たな状況」により、北朝鮮との関係の重要性を強調したと、韓国メディアが土曜日に平壌の国営放送KCNAを引用して報じたと言います。
同誌は、習近平氏から北朝鮮の金正恩氏へのメッセージとして、
「北京が新たな状況の下で、中朝友好協力関係を発展させる用意がある」
ことを伝えたと紹介しています。
この声明には詳細がなく、習近平が現在進行中のロシアとウクライナの紛争に言及しているのかどうかは不明です。
この不可解な発表は、11月以来初めて米軍艦を台湾海峡に通したことで、北京がワシントンを非難したのと同じ日に行われています。
中国人民解放軍東部戦区司令部はこの動きを「挑発的」と表現したが、アメリカは国際水域を通過する「日常的」な行動に過ぎないと主張しました。
米国内では、北京が自国領土と主張する台湾を奪取するために攻撃する可能性を示唆する声もある一方、ウクライナにおけるロシアの軍事攻撃に注目しています。
北朝鮮は先月、中国と国境を越えた貿易を再開し、自ら課したコロナウイルス封鎖によって蓄積された経済的緊張の一部を解放しました。
中国は制裁下にある北朝鮮の二国間貿易の90%を担っており、最近の北京冬季オリンピック開催中、金正恩が中国に配慮して意図的にミサイル実験を見合わせたとの見方もあります。
しかし、その休止に先立ち、米国との交渉が行き詰まる中、1月には7回のミサイル実験が行われました。
北朝鮮は以前から、制裁を含む「敵対的政策」を縮小するまで米国と交渉しないと警告してきました。
代わりに、平壌は隣国中国のように極超音速ミサイルの開発に力を注いでいるようで、一時中断していたICBMと核実験を再開すると米国を脅しています。
KCNAは、金正恩がすでにテストした極超音速システムを、軍事力を拡大し「戦争抑止力」の力を高めるための同国の次の「5カ年計画」の最も重要な部分であると説明しています。
写真は、兵器システムを視察する金正恩 © AFP Photo / KCNA
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また、韓国は新型ミサイルを「先進的」と認め、日本の防衛相は「極超音速」と表現し、自国の防衛力強化に言及したと伝えています。
以上。
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ソニー/多機能型シーリングライト
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翻訳者からのコメント:
ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事が面白いと思っていただきましたら、是非、SNSにシェアしてくださいませ。