写真は、ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席 © Sputnik / Ramil Sitdikov
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日本時間01月22日02:47 ロシア・トゥデイ(RT)
「ロシアと中国の指導者は、トランプの2期目就任を踏まえ、アメリカとロシアが関与する可能性について話し合った」ーロシア政府
ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は火曜日、ウクライナ紛争、西側諸国の制裁、ドナルド・トランプ氏のホワイトハウス復帰を踏まえたアメリカとのモスクワの潜在的な関与について話し合ったことを、クレムリンが明らかにした。
プーチンの外交政策補佐官であるユーリ・ウシャコフ氏によると、この会談は両首脳の恒例の新年のビデオ通話の一部であり、今回は1時間半以上にわたって行われた。
ウシャコフ氏によると、ビデオ通話の中で、ロシアの指導者は、ウクライナ紛争を終結させるために、モスクワがワシントンと交渉する用意があることを再確認し、
「モスクワは、トランプ陣営が本当にこの問題に関心を示しているならば、相互に有益で尊重し合う関係を築く用意がある」
とウシャコフ氏は述べた。
新たに就任したアメリカ大統領は、復職後24時間以内にモスクワとキエフ間の戦闘を停止すると繰り返し約束している。
日曜日、CNNはトランプ陣営がモスクワとの電話会談を計画していると報道した。同局の情報筋によると、その電話会談は就任式の直後に行われる可能性があるという。
アメリカのメディアは最近、トランプ陣営がウクライナの和平案を検討していると報じている。その案には、現在の戦線に沿った停戦と、欧州軍がパトロールする800マイル(1,300キロ)の非武装地帯の創設が含まれる可能性がある。
プーチン大統領は月曜日、ロシアとの関係を修復し、ウクライナを巡る代理戦争が世界大戦に発展するのを防ぎたいというトランプ氏の声明を歓迎した。
また、ロシア大統領補佐官は火曜日、両国首脳の電話会談の日程調整について、モスクワはホワイトハウスから連絡を受けていないと記者団に語った。
一方、習氏はプーチン氏に対し、1月17日に行われたトランプ氏との電話会談について、次期大統領の就任式とは無関係の会談であったことを詳細に説明した。
モスクワと北京は、前例のない西側諸国の制裁にもかかわらず、両国間の経済・貿易協力が着実に成長していることについても話し合った。
「両国の国家元首は、交通網の相互接続性をさらに改善し、国境のインフラや検問所を近代化し、両国間の貨物輸送量を増やす必要性を強調した」
とウシャコフ氏は述べた。
プーチン大統領と習主席は、極東のパイプラインルートを含む共同エネルギープロジェクトについても話し合い、計画通りに進んでいると述べた。
モスクワと北京は、2023年2月に、サハリン島沖のガス田から中国へのロシア産パイプラインガスの追加供給に関する合意に署名し、パイプラインによるエネルギー供給は2027年に開始される予定である。
ウシャコフ氏によると、シベリア2号パイプラインや、中国の原子力発電所2基における発電ユニットの建設など、その他の共同イニシアティブに関する作業も進行中である。
以上。
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