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「NATO加盟国の首相、ウクライナの加盟阻止を公約」

写真:ロベルト・フィコ・スロバキア首相 © Global Look Press / Tomas Tkacik

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日本時間10月07日05:02 ロシア・トゥデイ(RT)

ウクライナ紛争と中東の戦争:バイアスを超えて

世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。

フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。

「NATO加盟国の首相、ウクライナの加盟阻止を公約」

ウクライナを西側同盟に加盟させることは世界大戦の引き金になりかねないとスロバキアの首相は述べた

ロベルト・フィコ・スロバキア首相は、自らが首相の座にある限り、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟を認めない意向を表明した。

フィコ首相は、日曜日に放送局STVRとのインタビューで、

「アメリカ主導の軍事同盟にウクライナを加盟させることは新たな世界大戦の引き金になる」

と警告し、

「私がスロバキア共和国の首相である限り、党首として私が管理する議員たちを率いて、ウクライナのNATO加盟には決して同意しない。ウクライナのNATO加盟は第三次世界大戦の引き金となるだろう」

と述べた。

ウクライナへの西側諸国の軍事的・財政的支援に長年批判的なフィコ氏は、紛争は外交手段によって解決されなければならないと主張し、また、モスクワとのさらなるエスカレートを繰り返し警告している。

新規加盟国は、NATOの既存の全32加盟国の承認を得る必要があり、各国議会で新規加盟候補国への賛否を問う投票が行われる。

ウクライナは2022年9月、ロシアとの紛争を理由にNATOへの正式加盟を申請した。

多くの西側諸国はウクライナの加盟希望を公に支持したが、加盟に向けた具体的なロードマップやタイムテーブルの提示は拒否している。

ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領は今年7月、

「ウクライナでの戦争が終わるまではNATOには加盟できない」

と認めた。

ロシアはNATOの東方拡大を安全保障上の脅威と見なし、ウクライナがNATOと協力していることを紛争の主な理由のひとつとして挙げている。

プーチン大統領は先月、NATOが西側から供給された長距離兵器をロシアの奥深くで使用することは、NATOが戦闘に「直接関与する」ことに等しいと警告した。

以上。

日本語:WAU

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