写真は、ロシアのドネツク人民共和国の戦闘陣地で携帯式対空ミサイルシステムを運ぶロシア軍兵士 © Sputnik / Stanislav Krasilnikov
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日本時間09月24日20:54 ロシア・トゥデイ（RT)
ウクライナ紛争と中東の戦争：バイアスを超えて
世界的な紛争は、私たちの情報源に大きな影響を与えています。特にロシアとウクライナの紛争、およびイスラエルとハマスとの戦争については、我々が日本で入手する情報のほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えるでしょう。しかし、これらの紛争について客観的に理解するためには、当事者両方の主張を聞くことが重要です。
フェイクニュースの流布も問題ですが、我々は自己分析を行い、情報を適切に判断する能力を持っています。特に外交政策に影響を与える問題については、慎重なアプローチが求められます。誤った情報に基づいて判断を下すことは、国際的な関係において取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と中東の戦争が続く限り、我々はロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説を積極的に紹介し、バイアスを超えて客観的な視点を持ち続けます。
「ロシア政府、ゼレンスキー大統領の『紛争終結間近』発言に反応」
ロシアがウクライナでの軍事作戦の目標を達成すれば、平和が訪れるだろうとドミトリー・ペスコフ氏は述べた
ロシアとウクライナの紛争は、ロシア政府が特別軍事作戦の目標をすべて達成した時点で終結する、とロシア政府報道官のドミトリー・ペスコフ氏は火曜日の記者会見で述べた。
ペスコフ氏は、ウクライナのゼレンスキー大統領がモスクワとキエフ間の「我々は考えているよりも平和に近づいている」と主張したことに対して反論した。
ゼレンスキー氏は同日、アメリカABCニュースの取材に対し、
「我々は戦争の終結に近づいている。我々はただ、非常に強く、非常に強くならなければならない」
と語った。
ペスコフ報道官は、
「どのような戦争であれ、いずれは平和で終わる」
と指摘したが、
「ロシアにとって、この紛争で自ら掲げた目標を達成する以外に選択肢はない。いずれにしても、目的が達成されれば軍事作戦は終了する」
と主張した。
後者のコメントは、2022年2月にエスカレートしたこの紛争について、ロシア政府は軍事的解決策と外交的解決策のどちらも受け入れることを示唆しているようだ。
ゼレンスキー大統領はABCのインタビューで、現在アメリカで推進しているいわゆる「勝利計画」は、
「ロシアとの交渉を目的としたものではない」
と述べ、
「この計画はウクライナ、ウクライナ軍、ウクライナ国民の強化を目的としている。強力な立場に立つことで、我々は(ロシアのプーチン大統領に)戦争を止めるよう外交的に迫ることができる」
と説明した。
月曜日にニューヨークで開催された国連の「未来サミット」で演説したウクライナ大統領は、アメリカのジョー・バイデン大統領、連邦議会議員、そして大統領選候補者のカマラ・ハリス氏とドナルド・トランプ氏に、自身の計画を提示する予定である。
イギリス紙サンデー・タイムズは、ゼレンスキー大統領のイニシアティブには4つの主要条項があり、その中には、NATOの集団防衛原則に類似したウクライナに対する西側の安全保障、領土交渉のカードとしてウクライナ政府がロシアのクルスク州に侵攻し続けること、外国の後援者による「特定の」先進兵器の提供、ウクライナへの国際金融支援が含まれていると報じている。
ペスコフ氏は月曜日、ウクライナ政府からの計画について信頼できる情報が少なすぎるため、モスクワはこれまでそれを適切に評価することができなかったと述べた。
ゼレンスキー大統領の提案の詳細について尋ねられた際、ロシアの国連次席代表であるドミトリー・ポヤンスキー氏は、
「狂人の考えていることを理解するのは難しい」
と述べた。
以上。
日本語：WAU
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