写真は、キエフを訪問中のロブ・バウアーNATO軍事委員会委員長© Admiral Rob Bauer/X
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日本時間03月22日23:47 RIAノーボスチ
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争、及びイスラエルとハマスとの戦争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争と、中東の戦争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「NATO軍事委員会責任者、我々はロシアとの衝突に備える用意があると発言」
モスクワ、3月22日-RIAノーボスチ。
NATO軍事委員会のロブ・バウアー委員長は、ウクライナ国防省のオンライン出版物Armyinformのインタビューで、ロシアとの衝突に対する同盟の準備について次のように言及した。
「準備はできているか？答えはイエスだ！これが我々の主な任務だ」
提督によると、NATOは2014年、クリミアがロシアに統一された直後から、そのようなシナリオを検討し始めたという。
2019年、NATOは集団安全保障への回帰を開始し、戦略、作戦計画、そして加盟国の軍隊の更新に変化があった、とバウアーは付け加えた。
同時に、NATOはウクライナに軍隊を派遣する計画はないと、同委員会の責任者は明らかにしたが、
「もし個々の国がウクライナへの派兵を決定した場合、同盟の他の国との関連性を理解する必要がある」
とバウアー委員長は総括した。
金曜日に先立ち、ハンガリーのオルバン首相は、西側諸国が今後数ヶ月のうちにウクライナに軍人を派遣する可能性があることを認めた。
彼によれば、ブリュッセルの政治家たちは、キエフ政権の側で対ロシア戦争を繰り広げているという。
ウラジーミル・プーチン大統領が強調したように、モスクワは30年にわたり、欧州の安全保障原則について同盟諸国と合意に達しようとしてきたが、それに対して冷笑的なごまかしや嘘、あるいは圧力や恐喝行為に直面してきた。
一方、NATOは着実に拡大し、ロシアの国境に近づいている。
月曜日、ロシア国家元首はロシアとNATOの全面的な衝突の可能性を見据え、今日、世界では何でも可能だと答えた。
同時にクレムリンは、モスクワはNATOのどの国にとっても今は脅威ではないが、自国の利益にとって潜在的に危険な行動を無視することはないと繰り返し指摘している。
以上。
日本語：WAU
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
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