写真は、アメリカ、ワシントンDCの連邦議会議事堂© AP Photo / J. デビッド・エイク
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日本時間12月12日05:49 RIAノーボスチ
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意：以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「アメリカ議会はウクライナへの支援要請を検討する予定はない」
アメリカ議会は、ゼレンスキーの到着にもかかわらず、キエフへの援助要請を検討する予定なし
ワシントン、12月11日、立法機関のスケジュールによると、アメリカ下院は、休会に入る前にホワイトハウスのキエフへの新たな援助要請を検討する予定はないという。
明日、下院委員会は中国との競争に関する公聴会を開催し、また別の委員会では、ジョー・バイデン大統領の弾劾訴追に関する調査が行われ、さらに、その他のイベントもある。
水曜日と木曜日のスケジュールには、キエフへの資金援助問題は含まれていない。
同時に、金曜日から下院は1月9日まで、上院は1月8日までクリスマス休暇と年末年始休暇に入る。
ウラジミール・ゼレンスキーは明日、バイデンと、マイク・ジョンソン下院議長と会談する予定だ。
議会の情報筋は先に、キエフへの資金援助に関する法案の年内承認はあり得ないと述べた。
議会での意見の相違
ジョー・バイデン大統領は、ウクライナとイスラエルへの援助とアジア太平洋地域での行動のために、秋に約1060億ドルを要求したが、議会では明確な支持を得られなかった。
要求は両院の承認を得なければならない。
同時に共和党は、ホワイトハウスがアメリカ国境を守るアプローチを変えるまでは、キエフ政権への資金配分を支持しないと述べている。
結局、共和党議員が多数を占める下院は、テルアビブへの援助に限って賛成票を投じたが、民主党が支配する上院はこの決定を阻止した。
議会が今ウクライナへの援助に合意できなければ、12月14日から1月9日までのクリスマス休暇明けに合意することになる。
一方、これまでキエフ当局に割り当てられていた資金が底をつきつつあることをアメリカ政権は認めている。
以上。
日本語：WAU
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチは、TASSやInterfaxと並んで、ロシアで最も重要な報道機関の1つと考えられています。2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏は、「国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について」という法令により、RIA Novostiメディアグループが正式に解散されました。しかし、その代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ（Rossiya Segodnya）が設立され、RIAノーボスチのブランドを引き続き使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、視聴者に正確かつ最新の情報を提供し続けているとされています。（詳細）
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