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日本時間10月01日11:33 ロシア・トゥデイ(RT)
現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。
しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。
したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。
注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。
「世界最速の経済成長を遂げるガイアナ」
GDPは今後5年間で約115%急増すると予想
日本語:WAU
ガイアナの経済は、石油生産と輸出部門からの高収益を背景に、2028年までに2倍以上になる勢いだと、今週CNBCが専門家の分析を引用して報じた。
ベネズエラとスリナムに挟まれ、人口約80万人の旧英国植民地であるガイアナは、国際通貨基金(IMF)の最近の予測によると、今年末までに38%増という「極めて速い」ペースで成長すると予測されている。
ガイアナは昨年、62.3%という世界最高のGDP成長率を記録したことが、IMFの統計で明らかになった。
フィッチ・ソリューションズのBMI産業調査もIMFの予測に共鳴し、
「ガイアナは今年爆発的な成長を遂げるだろう」
と主張している。
BMIのラテンアメリカのカントリーリスク責任者であるアンドリュー・トラハン氏は、ガイアナの実質GDPは今後5年間で約115%上昇すると予想している。
「増加の正確な大きさは、石油の追加生産がどれだけ早くオンライン化されるかにかかっている。
BMIの試算によると、ガイアナの石油生産量は、今年の日量約39万バレルから、2027年までに日量100万バレル以上に急増すると予想されている。
「ガイアナの力強い成長は、ここ数年の一連の発見による石油生産の急速な拡大によって牽引されてきたし、今後も牽引されるだろう」
とトラハン氏は述べ、石油生産の増加はガイアナの純輸出を強化すると指摘した。
同氏は、ガイアナが2023年にも世界で最も経済成長率の高い国になり、少なくとも今後2年間はその座を維持すると考えている。
報告書は、ガイアナの非石油部門も、交通、住宅、人的資本の増強への投資のおかげで成長していることを強調した。
IMFによると、同国の農業、鉱業、採石部門も順調に推移しているという。
しかし、一部の専門家は、南米諸国が成長を妨げる可能性のある特定のリスクに直面していると警告している。
「ガイアナはカリブ海の最貧国のひとつから、『例外的な成長を見せる』経済へと急成長した」
とシンクタンク、チャタムハウスのアソシエイトフェロー、ヴァレリー・マルセルはCNBCに指摘している。
「長期的には、原油価格はかなり不安定になり、最終的には低水準にとどまるだろう。だからこそ、ガイアナにとって経済を多様化することが非常に重要なのです」
とマルセル氏は主張する。
以上。
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