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「ロシア、アラブ首長国連邦の金供給トップに」西側の制裁により、アラブ諸国への地金販売は2022年に急増した

Photo 出典元© Sputnik / Ilya Naimushin

日本時間09月21日15:18 ロシア・トゥデイ(RT)

現在、世界中で注目されているロシアとウクライナの紛争に関する情報は、我々が日本で入手するもののほとんどが、西側を中心としたウクライナ支持側からの発信に限られていると言えます。中にはフェイクニュースも少なくありません。

しかしながら、どのような紛争であっても、当事者両方の主張を聞いて、彼らが何を考え、どのような価値観で行動しているのかを読者が客観的に自己分析し判断することが重要であると思います。特に、我が国の外交に関連する問題については、状況を誤ると取り返しのつかない損失を招く可能性があります。

したがって、ウクライナ紛争が続く限り、われわれはロシアやロシアに制裁を課すことに反対する国々のニュースや論説などを積極的に紹介します。

注意:以下のニュース内では、米国を「アメリカ」と表現し、英国を「イギリス」と表現しています。なぜなら、アメリカは「米の国」ではなく、「英国」はイギリスは人なみすぐれた者の国であると言う意図があるからです。

「ロシア、アラブ首長国連邦の金供給トップに」

西側の制裁により、アラブ諸国への地金販売は2022年に急増した

日本語:WAU

ブルームバーグが水曜日に報じたところによると、西側諸国が輸入を禁止して以来、UAE(アラブ首長国連邦)はかつてないペースでロシアの金を買い占めている。

統計によると、湾岸諸国は2022年にロシアから96.4トンの金を輸入し、最大の買い手となった。

この量はロシアの年間金生産量の約3分の1に相当する。

また、アラブ諸国のロシアからの金輸入量は、前年比15倍以上増加した。

ブルームバーグは、ロシアがウクライナで軍事作戦を開始する以前は、イギリスがロシアの金の輸入先のトップであったと指摘している。

しかし、G7、EU、スイスが昨年夏、ウクライナ関連の対ロシア制裁の一環として貴金属の輸入を禁止して以来、ロンドン市場はロシアの金塊に対して閉鎖的になっている。

歴史的に西側諸国との結びつきが強いにもかかわらず、UAEは対ロシア制裁戦争に加わることを控えた。

その代わり、アブダビはモスクワとの経済協力を積極的に広げており、貿易額は昨年、過去最高を記録したと伝えられている。

アラブ首長国連邦に加えて、中国とトルコも過去1年半の間にロシアの金の購入を強化している。

税関の記録を引用した最近のロイターのレポートによると、この3カ国は2022年2月24日から2023年3月3日の間にロシアの地金輸出の99.8%を占めている。

ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣は先月、UAEは貿易と協力の急速な成長により、ロシアのトップ20の経済パートナーになる勢いであると述べた。

以上。

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「RT(ロシア・トゥデイ)」は、ロシア連邦予算からの公的資金によって運営される、自律的で非営利団体です。2005年に最初の国際ニュースチャンネルを開設して以来、現在では、9つのテレビチャンネルによる24時間体制のグローバルなニュースネットワーク、6つの言語で提供されるデジタルプラットフォーム、姉妹ニュースエージェンシーであるRUPTLYを含む、多岐にわたるメディアプラットフォームを展開しています。

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