Photo 出典元 ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領 © AP Photo / Andrew Harnik
日本時間12月29日18:40 RIAノーボスチ
注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたウクライナ擁護側から発信されているものに限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません
しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。
従って、ウクライナ紛争が続いている間は、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースや論説を全面的に紹介します。
「ドイツ、ゼレンスキーの訪米後の行動の変化を指摘」
ドイツ・ヴェルト紙の読者は、ワシントン訪問後のゼレンスキーの行動の変化に注目した
日本語:WAU
12月29日、ドイツの新聞「ディ・ヴェルト」の読者は、ゼレンスキー大統領の、
「西側はロシアを恐れなくなった」
との発言を批判している。
ゼレンスキー氏は前夜、国民議会での演説でこのように述べた。
ウクライナ大統領によると、ウクライナ戦争は西側諸国に自分たちがいかに支配的であるかを再び感じる手助けをしたという。
これに対し、
「ゼレンスキーはパラレルワールドに住んでいる。そんな誇大妄想があるのか」
「なぜ、彼は西側諸国を代弁できると思うのか?」
「ゼレンスキーは、ロシアがまだ非常に深刻な損害を与えることができる十分な種類のミサイルを持っているという事実を考えるべきだ」
「西側の国民をコントロールするために『恐怖』という言葉を組織的に使うことほど迷惑なことはない」
等の批判が読者から掲載された。
ウクライナでは2月24日から軍事的な特殊作戦が展開されている。
このような背景から、米国とNATOの同盟国はウクライナ政権に数百億ドル相当の兵器を供給し続けている。
ロシア側は、軍備の供給は紛争を長引かせるだけで、武器を積んだ輸送はロシア軍の正当な標的になると繰り返し発言している。
以上。
「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」
RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。
それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」
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