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RIAノーボスチ・ロシア国際通信「米国、西側でプーチンの思想の人気が高まっていることを認める」

写真は、2022年10月14日 独立国家共同体加盟国首脳会議後、記者会見に臨むプーチン大統領 © RIA Novostiメディアバンク/ POOL

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日本時間10月17日11:43 RIAノーボスチ

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。

従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に紹介しています。

「米国、西側でプーチンの思想の人気が高まっていることを認める」

米ワシントン・ポスト紙は、欧米の指導者や国民の間でプーチンの思想が人気を博していることを報じた

日本語:WAU

10月17日、ロシアのプーチン大統領の思想が、欧米の指導者や人々の心にますます響いてきていると、ワシントン・ポスト紙が報じた。

「先月末、ウラジーミル・プーチンは、米国からヨーロッパの多くの民主主義国家でおなじみの、そして多くの人にとって魅力的な演説を行った」

と同誌は指摘する。

9月30日、プーチンは、ドネツク人民共和国ルガンスク人民共和国へルソンザポリージャの各州での住民投票の結果を受け、クレムリンで演説し、

「西側覇権の崩壊は不可逆であり、世界は本質的に革命的変化の時代に入り、新しい成長拠点が形成されつつある。西側はルールに基づいた秩序を守っていると言うが、誰がそのルールを作ったのか不明であり、すべては欺瞞とダブルスタンダードである」

と述べた。

プーチンは、米国がロシアや他の主権国家を壊して、別の混乱から抜け出そうとすることを叱責し、西側のルールに従って生きようとする人々を政治的マゾヒストと呼び、「型破りな政略の信奉者」と述べた。

また、ロシアの指導者プーチンは、「第3の性別」という欧米の概念は、ロシアにとって受け入れがたいものであると述べた。

米海軍大学校ニコラス・グヴォズデフ教授(国家安全保障研究)は、ワシントン・ポスト紙とのインタビューで、

「我々が目にしているこの傾向は、民主主義のプロセスでは効果的でカリスマ的な指導者を生み出せないという世界中のフラストレーションを反映している」

と述べた。

プーチンのように、物事を成し遂げる強いリーダーが必要だという考え方が、次々と各国で広がっている。

また、イーロン・マスクのような科学技術者の価値は、問題解決力であり、仕事をする者として人気が高まっている。

これに先立ち、オーストリアのコラムニストのゲルハルト・レヒナー氏は、オーストリアのウィーン新聞で、ドイツとオーストリアではロシアとプーチン大統領に対する高い支持率があると指摘していた。

経済制裁の結果が、これらの国の人々の不満が高まっている理由なのだ、とレヒナー氏は付け加えている。

以上。



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