Extra ニュース

RIAノーボスチ・ロシア国際通信「日本外務省、領事拘束でロシアに公式謝罪要求するも、本人違反認める」

写真の、在ウラジオストク日本国総領事館の元木辰徳(モトキ・タツノリ)総領事は、ロシアとアジア太平洋諸国との協力関係の現状と、沿海州の経済状況に対する欧米の制裁の影響について、現金を支払い情報を受け取っている最中にロシア連邦保安局に現行犯逮捕された(動画あり)。本木辰徳氏はペルソナ・ノン・グラータに指定された© RIA Novosti / FSS TsOS

Photo 出典元

日本時間9月27日11:09 RIAノーボスチ

「RIAノーボスチ・ロシア国際通信について」

RIAノーボスチ・ロシア国際通信は TASS や Interfax と並んで、ロシアで最も重要な報道機関の一つと言われています。 2013年12月9日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏の『国家マスメディアの効果を改善するためのいくつかの措置について』という法令により、RIA Novostiメディアグループは正式に解散しましたが、代わりにロシヤ・セゴドニャ国際メディアグループ(Rossiya Segodnya)が設立され、引き続きRIAノーボスチのブランドを使用することになりました。

それ以来、RIAノーボスチは、ロシアと海外のあらゆる主要な出来事について、正確で最新の情報を視聴者に提供し続けていると言います(詳細:ロシア語」

注:現在、世界中でロシアとウクライナの紛争が注目されていますが、我々が日本で入手する情報のほとんどは、欧米を中心にしたNATO擁護側から発信されているもの に限られていると言ってよいでしょう。 中にはフェイクニュースも少なくありません

しかし、どのような紛争も、当事者両方の言い分を聞いて、読者が客観的に自身で冷静に分析し判断する方が賢明だと思います。 特に我が国の外交に関わる問題は、状況を誤ると取り返しの付かない損害をもたらすことになりかねません。

従って、この一連のウクライナ紛争のニュースに関しては、敢えて、ロシアやロシア制裁決議に中立を表明する国々のニュースソースを全面的に紹介しています。

「日本外務省、領事拘束でロシアに公式謝罪要求するも、本人違反認める」

日本語:WAU

9月27日、林芳正外務大臣は、元木辰徳(モトキ・タツノリ)領事がウラジオストクで秘密情報を収集したとして拘束されたとの報道を受け、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使を日本外務省に呼び、「公式謝罪」を要求したことを明らかにした。

「この事態を受け、森健良(モリ タケオ)外務事務次官は本日、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使を外務省に呼び、ロシアの公式謝罪と再発防止策を求める強い抗議の意を伝えた。この抗議と我々の要求を真剣に受け止めるよう、ロシア側に強く求めます」

と林氏は述べた。

同氏によると、

「領事が違法行為に及んだという証拠はない」

とのことだ。

同時に林大臣は、日本の外交官を拘束した際のロシアの法執行官の行為について、

「領事関係に関するウィーン条約の規定および日ソ条約の規定に沿っていない」

との見解を示した。

「これは残念なことであり、到底容認できるものではありません。このような不当な扱いを受けながら、このスタッフをペルソナ・ノン・グラータとする通達が出されたことは、まったく信じがたいことです。強く抗議する」

と大臣は述べた。

前日、ロシア連邦保安庁は、ロシアとアジア太平洋諸国との協力関係や、欧米の制裁政策が沿海州の経済状況に与える影響など、話題性のある情報を報酬を渡して受け取っていた辰徳氏を現行犯で拘束したと発表した。

また、ロシア連邦保安庁が公開したビデオの中で、辰徳外交官はロシアの法律に違反したことを認めている。

以下、公開されたビデオ↓

動画 出典元

結果、日本側は外交ルートで抗議されており、辰徳領事本人はペルソナ・ノン・グラータにされた。

辰徳氏は48時間以内にロシアを離れなければならない。

以上。

WAUメディアからのコメント:ここまで読み進めていただいた貴重なお時間ありがとうございます。記事へのご意見ご感想お待ちしてます。コメントは↓

日本語訳について

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です